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最終更新日:2026/08/12
テラドローン TerraA1市場展開
テラドローンは、AIを用いた自律型迎撃ドローン「Terra A1 Autonomous」の開発とテストを完了し、市場展開を開始しました。リアルタイム映像解析で標的を自律追尾し、操縦者の負荷軽減と迎撃精度の向上を実現します。
このニュースのポイント
テラドローンは、自律型AI迎撃ドローン「Terra A1 Autonomous」に関する開発およびテストを完了し、市場展開を開始しました。
近年、ロシア・ウクライナ戦争をはじめとする紛争では、低コストなドローンによる大規模かつ継続的な攻撃が新たな脅威となっています。英国王立防衛安全保障研究所(RUSI)の分析によると、ウクライナ戦争においてFPVドローンやシャヘドなどの攻撃型ドローンが数百万機規模で使用されています。そのため、防衛側にも安全かつ持続的に大量運用できるソリューションが求められています。
しかし、シャヘドに代表される高速飛行する無人機への対処には高度な操縦技術が必要であり、ドローン操作に熟練した操縦者を24時間体制で配置し続けることは現実的ではないとしています。また、スウォーム攻撃・電子妨害環境下において、人による遠隔操縦のみでは対応に限界がありました。
そのため、操縦者の負荷を軽減しながら、迅速かつ継続的な迎撃を実現するAIによる自律航行・自律追尾技術へのニーズが高まっています。

今回市場展開される「Terra A1 Autonomous」は、AIを用いてカメラ映像をリアルタイムで解析し、対象ドローンを認識・追尾します。

具体的には、発射後ターゲットに向け7km〜200mまで自動接近する「中間誘導」と、800m以内で迎撃可能な距離まで自律検知・追尾を行う「終末誘導」の両機能を備えています。
飛行中も目標の位置や速度を推定し、将来位置を予測しながら飛行経路を自律的に補正します。これにより、操縦者の負荷軽減と迎撃精度の向上を図り、高速で飛行する対象ドローンへの接近・迎撃を支援します。
今後は、輸出規制の要件を満たした上で、欧州、中東、アジア、日本を含むグローバル市場へ展開するとともに、ウクライナの提携企業と連携して実戦環境での評価や改良を進める方針です。
将来的には、同機を単体で提供するだけでなく、レーダーやセンサー、空域管理システムなどと連携し、検知から迎撃までを一体で提供する「統合型Counter-UASソリューション」としての展開を目指しています。
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