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最終更新日:2026/03/12
OpenAI ChatGPT for Excel発表
OpenAIは、「ChatGPT for Excel」ベータ版をリリースしました。最新モデル「GPT-5.4」を搭載しており、ChatGPTが直接Excelモデルを作成・更新し、データ分析を実行します。
このニュースのポイント
米OpenAIは、「ChatGPT for Excel」ベータ版をリリースしました。ベータ版は米国、カナダ、オーストラリアのChatGPT Business、Enterprise、Edu、Teachers、Pro、Plusユーザー向けに展開中で、Googleスプレッドシート向けにも近日リリース予定です。
「ChatGPT for Excel」は最新モデル「GPT-5.4」を搭載しており、ChatGPTをスプレッドシートに直接組み込んでモデル構築や分析を実行できます。
自然な言葉で指示するだけで、Excelモデルを直接作成・更新でき、シナリオの実行や、セルと数式に基づいた出力の生成が容易になります。これにより、アナリストや会計担当者が抱える煩雑な手作業を削減し、判断や意思決定に集中できるようになります。
大規模なシートでも、ChatGPTが数式の関連性を理解し、出力変化の理由説明やエラー修正を行います。作業の内容を説明し、数式を検証できるほか、変更前にはユーザーに許可を求めるため、編集を元に戻すことも可能です。

搭載する「GPT-5.4」は専門家と協力して実際の財務ワークフローに合わせて改良しており、財務推論やExcelに最適です。社内ベンチマークのパフォーマンスではGPT-5の43.7%からGPT-5.4 Thinkingでは87.3%に向上しました。

金融に関するチーム向けには、MCPを用いてアプリを構築することで、市場データや社内データをChatGPTに統合できます。具体的には、Moody’s、Dow Jones Factiva、MSCI、Third Bridge、MT Newswiresなどのサービスとの連携が提供され、近日中にFactSetとの統合も予定されています。
これにより、ChatGPT内で信頼性のある金融データをより簡単に操作し、手作業を大幅に削減して分析や意思決定に専念できるようになります。

ChatGPTのリサーチ機能を利用するアプリを使用することで、各種書類から情報を取得し、引用付きでの出力やエクスポートが可能になります。ソースの絞り込みなど、プロセスを細かく制御することも可能です。
企業向けであるChatGPT Enterpriseでは、共有されたデータはモデルのトレーニングや改善には使用されません。また、特に規制の厳しい環境やデータに敏感な環境で安心して使用するために必要なセキュリティ、ガバナンス、アクセス制御が含まれています。
OpenAIは、今後も実社会の導入事例から学び製品とモデルを改善し、規制環境で責任ある運営を行いつつ、機関の迅速な行動を支援していくとしています。
出典:OpenAI
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