生成AI

最終更新日:2025/12/12
年末調整 AIエージェントで支援
ビーウィズは、自律型AIエージェントが年末調整業務を支援する「AI年末調整サービス」をリリースしました。
このニュースのポイント
ビーウィズ株式会社は、自律型AIエージェントが年末調整業務を支援する「AI年末調整サービス」をリリースしました。
年末調整は、全国で毎年4,000万人が対応する、日本最大規模の事務オペレーションです。短期間に大量の申告書や証明書を扱うため、人事部などの担当部門にとって大きな負担となっています。
特に申告書類の不備による手戻りや個別対応への依存、属人化といった課題を抱えており、効率化の妨げになっています。
こうした中、生成AIやAIエージェントを導入する企業も増えていますが、投資対効果を実現できていないケースも多く見られます。
既存の業務設計は「人の手前提」で構築されており、AIエージェントの力を最大限に発揮させ、高いリターンを得るには業務オペレーションそのものをAI前提に再設計することが不可欠です。

今回の取り組みは、単なる「業務の一部をAIに置き換える」のではなく、「AIエージェントが常に稼働していること」を前提にオペレーション全体を再設計しました。AIと人の役割分担を明確化し、AIが定型処理を自動化、人は判断を要する例外作業に専念し、業務品質と生産性を向上させます。
これまで人が行っていた到着データの判定、内容不備の検知、一次・二次チェック、不備連絡や督促連絡までの工程をすべてAIエージェントが自動で処理します。判定・照合・連絡といった従来人が行っていた負荷の大きい作業をAIエージェントが代替します。
従業員規模2万人の企業を想定した実運用試算では、定量的な効果として対応時間は2,930時間から1,039時間へと約65%削減し、対応人数も19.3人から6.4人へと約67%削減できることが確認されています。
ビーウィズは、今回の成果を人事BPO領域にとどめず、「AI前提オペレーション設計」の変革を通じて、企業の生産性向上と業務価値の最大化に貢献していくとしています。
出典:ビーウィズ株式会社
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