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カミナシ、現場帳票システム「カミナシ レポート」に新機能「AIラベル検査」を追加。食品ロスと誤表示防止へ

最終更新日:2025/06/26

AIで食品ラベルを検査

カミナシは、現場帳票システム「カミナシ レポート」に新機能「AIラベル検査」を追加しました。

このニュースのポイント

  • 「カミナシ レポート」に、食品製造ラインでのラベルの自動読み取りと照合を行う新機能「AIラベル検査」を追加
  • 2024年度に自主回収した53%がラベルが起因で、経済的損失や消費者信頼の低下、食品ロスなどの社会的損失が課題
  • AIによる自動認識で正確性と作業効率を両立し、記録も可能に

株式会社カミナシは、現場帳票システム「カミナシ レポート」に新機能「AIラベル検査」を追加しました。この機能は、食品製造現場でのラベルの貼り間違いや印字ミスを減少させることで、商品の自主回収や食品ロスを未然に防ぐことを目的としています。

食品表示の正確性は消費者の選択に不可欠であり、食品の安全性と信頼性を確保するために重要ですが、多品種少量生産や頻繁な表示変更により、貼付ミスや記載ミスが多発しています。厚生労働省のデータによると、2024年度の自主回収の53%がラベルに起因しており、企業にとっては経済的損失や消費者信頼の低下、食品ロスといった社会的損失を引き起こす問題です。

新機能「AIラベル検査」は、食品製造ラインでのラベルの自動読み取りと照合を行うもので、高精度な画像認識によって複雑なデザインやフォントも認識します。リアルタイムで合否を判定し、誤ったラベルや記載ミスを製造段階で検知することで、出荷前に修正が可能になります。

これにより、目視確認の負担が軽減され、検査品質が均一化されます。また、判定結果は『カミナシ レポート』に記録され、トレーサビリティが強化されます。

カミナシは、新機能「AIラベル検査」を通じて食品業界の品質管理のデジタル化と自動化を推進し、AI画像認識で食品表示の正確性を高めることで安全・安心な社会の実現に貢献しつつ、今後もニーズに応じた機能拡充で現場のDXを支援していきます。

出典:カミナシ

AIsmiley編集部

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