生成AI

最終更新日:2025/06/13
SyntheticGestaltと大鵬薬品が、100億件以上の化合物を学習した分子AIモデル「SG4D10B」を活用し、大鵬薬品の「システイノミクス創薬」を高度化する技術検証契約を締結しました。
このニュースのポイント
SyntheticGestalt株式会社と大鵬薬品工業株式会社は、生成AIを活用し、大鵬薬品の創薬基盤「システイノミクス創薬」の高度化を目指す技術検証契約を締結しました。
「SG4D10B」は、100億件超の化合物情報を学習。分子の複雑な立体構造を取り込むことで、新規化合物に対するプロファイル予測精度を高めます。また、大鵬薬品の共有結合型ライブラリーに追加学習させることで、各社が独自の探索プラットフォーム構築を容易にします。
システイノミクス創薬は、システイン残基を狙った共有結合型薬剤を中心に多数のパイプラインを生み出し、既に複数の臨床薬や承認薬が誕生しています。今回の協業では、システイン以外のアミノ酸を標的とする薬剤設計も視野に入れ、適用範囲の拡充を目指します。
大鵬薬品は、生成AI基盤を組み込むことで、これまで創薬が困難だった標的に対し共有結合型薬剤の成功確率を高めることを目標に、がん領域などへの応用も視野に入れて継続的な新薬創出を目指すとしています修正後今後は、この技術検証を経て、AIと共有結合型ライブラリーを統合した次世代創薬プラットフォームの構築が期待されます。
出典:PR TIMES
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