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最終更新日:2025/05/26
キャディが、製造業界でAIツール使用者を対象にしたAI活用に関する調査を実施。調査結果をまとめた「製造業AI活用 最新動向レポート」を公開しました。
このニュースのポイント
キャディ株式会社は、製造業界で働くAIツールを使用している300名を対象にしたAI活用に関する調査を実施し、調査結果をまとめた「製造業AI活用 最新動向レポート」を公開しました。
AIの本格活用が進む中、現場ではAI活用に関して忌避的な先入観が根強く残っています。こうした認識のギャップを解消し、製造業におけるAI活用の実態と可能性を明らかにするために今回の調査は実施されました。
「使い方・操作」の面で、何かしらの不安やハードルを抱えていた人は全体の70.7%であった一方で、半数近くの46.7%の人が「とりあえず試してみた」ことでAI活用への第一歩を踏み出したことが調査より明らかになりました 。
AIツールの使用開始前に、操作や使い方に対して不安を抱いていた人は全体の70.7%でしたが、実際にAIツールの使用後は「想像以上に簡単で拍子抜けした」「思っていたより簡単だった」と回答した人は53.0%に達するなど、 使用前は「操作に不安」も使用後は「簡単」と感じる人が過半数となりました。
「情報漏えいが怖い」「規約が不透明」など、利用前の安全性に対する懸念を持っていた人は全体の82.3%に登りました。
一方で、安全性の懸念に対し、「社内ルールを確認した」「安全な範囲で使うルールを決めた」「実際に使っている人の体験を参考にした」といった前向きな行動をとった人が70.9%を占めるなど、情報漏えいなどへの懸念はあるものの、自らルールを決めて使用するなど前向きな人が多数という結果となりました。
業務での活用領域は「情報収集・アイデア出し」(37.3%)、「社内文書・報告書の作成」(37.0%)が最多で、その他「設計・開発」(22.7%)、「生産計画・スケジューリング」(22.3%)など、製造業の専門領域でも活用されています。
業務においてAIツールの効果を実感している割合は、最多が生産性向上の約6割、最低でもナレッジ共有・標準化の4割程度となりました。AIツールは「作業時間の短縮」などの業務の効率化に留まらず「属人性の排除」「精度向上」「業務の安定性向上」など構造改革にも寄与していることが分かりました。
今後の業務でのAIツール活用意欲について約8割が「活用し続ける意欲あり」で「積極的に活用したい(もうAIなしは考えられない)」が16.0%「活用は続けたい(適した業務には取り入れていきたい)」が44.0%となり、全体の約6割が今後も前向きに活用していきたいと考えていることが明らかになりました。
出典:PR TIMES
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