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最終更新日:2025/04/25
OpenAIは、ChatGPTの画像生成機能を支えるマルチモーダルモデル「gpt-image-1」をAPIを通じて開発者や企業に提供すると発表しました。
このニュースのポイント
米OpenAIは、ChatGPTの画像生成機能をささえるネイティブなマルチモーダルもでる「gpt-image-1」をAPI経由で開発者や企業に提供します。API連携により開発者や企業は、高品質な画像生成を自社のツールやプラットフォームに簡単に統合可能になります。
すでに、クリエイティブツールやeコマース、教育、エンタープライズソフトウェア、ゲームなど、さまざまな業界の企業が自社製品に「gpt-image-1」のAPIを活用しています。
CanvaやAdobe、Figma、Airtable、Photoroom、Playgroundなどの企業が自社製品に「gpt-image-1」のAPIを活用しています。
CanvaはOpenAIの技術を取り入れ、デザイン生成や編集を進化させ、ユーザーがアイデアを新たな形で実現できるよう支援しています。また、GoDaddyは画像生成機能の実験を行い、顧客が簡単に編集可能なロゴを作成し、独自のブランドアイデンティティを反映させたマーケティング素材を生成できるよう努めています。
さらにHubSpotは、OpenAIのAI画像生成機能を用いてマーケティングや営業資料の作成を支援する方法を検討しています。この機能は、ソーシャルメディアやEメールマーケティング、ランディングページ向けに高品質な画像を作成することができ、専門的なデザイン知識がなくても利用可能です。
APIモデルは、ChatGPTの画像生成と同様の安全対策を採用しており、有害な画像生成やC2PAメタデータの組み込みを制限しています。開発者は「moderation」パラメータでモデレーション感度の調整が可能で、デフォルトでは、ユーザーのAPIデータでのトレーニングは行われず、全ての画像はAPI使用ポリシーの対象となります。
出典:OpenAI
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