名古屋市、AIリアルタイム防災・危機管理サービスを活用し南海トラフ地震を想定した防災訓練を実施
最終更新日:2025/01/15
名古屋市は、AIリアルタイム防災・危機管理サービス「Spectee Pro」を活用し、南海トラフ地震を想定した防災訓練を実施しました。
このニュースのポイント
- 名古屋市は、南海トラフ地震を想定した防災訓練にAIリアルタイム防災・危機管理サービス「Spectee Pro」を活用
- 訓練では、SNS投稿や気象データを基に災害時の情報を収集・可視化し、迅速な情報収集や意思決定が促進
- 名古屋市の職員は、限られたリソースの中でSNSから広く情報を収集できる点が非常に有用だと指摘
名古屋市は「令和6年度名古屋市災害対策本部運営訓練」において、南海トラフ地震を想定した防災訓練を実施し、株式会社SpecteeのAIリアルタイム防災・危機管理サービス「Spectee Pro」を活用しました。
Specteeは、2022年から名古屋市にサービスを提供しており、今回で2回目の訓練への参加となります。訓練では、SNSを利用して被災状況を迅速に把握することに重点が置かれ、南海トラフ地震を想定してマグニチュード9の大地震による最大震度7の被害を想定しました。
「Spectee Pro」とは、災害や危機を迅速に収集、可視化、予測できるAIリアルタイム防災・危機管理サービスです。本ツールを使用した訓練では、SNS投稿や気象データを基に災害時の情報を収集し可視化。訓練中、地震被害に関連する情報がモニターに表示され、迅速な情報収集や意思決定が促進されました。
名古屋市の職員は「Spectee Pro」を活用して被災状況を把握し、市民への呼びかけに役立てました。担当者は、限られたリソースの中でSNSから広く情報を収集できる点が非常に有用だと指摘しました。
Specteeの村上建治郎氏は、今回の訓練を通じて、実際の状況に対する対応力が向上すると考えており、今後も自治体との連携強化や情報共有体制の構築に努めていく方針です。
出典:PR TIMES
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