AI予測分析ツール「Prediction One」に新機能追加。学習データを可視化し、ユーザーのAI活用を推進
最終更新日:2024/10/29
ソニーネットワークコミュニケーションズは、AI予測分析ツール「Prediction One」に学習データや予測分析のステップを可視化する新機能を追加し、10月15日より提供を開始しました。
このニュースのポイント
- AI予測分析ツール「Prediction One」に、学習データや予測分析のステップを可視化する新機能を追加
- 学習データをグラフなどで可視化し表示するインサイト生成機能を搭載。ユーザーはデータの傾向を掴むことができる
- 予測分析のTO DO全体を把握できる進め方ガイド機能も搭載。スムーズな進捗管理が可能
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社は、AI予測分析ツール「Prediction One(プレディクション ワン)」において、学習データや予測分析のステップを可視化する新機能を追加し、10月15日より提供開始しました。
「Prediction One」は、専門知識がなくても高度な予測分析が実行できるAI初学者向けのツールです。導入企業のフェーズごとにAI活用をトータルサポートしており、利用のしやすさについてユーザーから評価を受けています。
2019年のサービス開始以来、ユーザーがスムーズにAI活用を進められるようアップデートを重ねてきました。今回追加する新機能では、ユーザーが予測分析を進める際につまずきやすいポイントを補完し、ユーザー自らが取り組むべき内容や見るべき指標を把握し、判断できるようになることを目指します。
新機能にはインサイト生成機能が搭載されています。AI予測分析のはじめのステップである「学習」のフェーズにおいて、ユーザーがインポートした学習データから読み取れる内容をグラフなどで表示する機能です。これにより、ユーザーはデータにどのような値がどれくらい入っているのかを知ることができ、データの傾向を掴むことができます。
また、モデルを構築する前にデータを可視化し洞察を得るEDA (Exploratory Data Analysis)と呼ばれるステップは、機械学習における重要なプロセスです。データの全般的な理解を深めたり、モデル精度を向上させるヒントを提供します。本機能はデスクトップ版とクラウド版の両方で利用できます。
予測分析のステップで何をどのような順番で進めていくかわからないといった課題に対応するため、ツール上で進め方をガイドする機能も搭載されています。予測分析のTO DO全体を把握でき、各タスクにチェックを付けながら進めることでスムーズな進捗管理が可能です。さらに、予測分析をする上で知るべき基礎知識が各タスクの画面上に表示されるため、ユーザーのスキルアップにも繋がります。
ソニーネットワークコミュニケーションズは、今後も「Prediction One」に利便性の高い機能を増やし、ユーザーのスキル向上とビジネス現場へのAI活用を推進していきます。
出典:PR TIMES
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