「AIに対するイメージ」のアンケート結果を発表。45%が暮らしの豊かさを期待、3割が「なんとなくこわい」と回答
最終更新日:2024/07/29
インターネットリサーチを行うNEXERはCREXiAと共同で、全国の男女1000名を対象に「AI(人工知能)に対するイメージ」についてのアンケートを実施しました。
このニュースのポイント
- 全国の男女1000名を対象に「AI(人工知能)に対するイメージ」について調査
- 45%が「暮らしを豊かにする」と回答している一方で、約3割が「なんとなくこわい」と回答
- AIに求めるものとはしては、「情報収集や分析」を求めている人が半数を超えた
株式会社NEXERは株式会社CREXiAと共同で、全国の男女1000名を対象に「AI(人工知能)に対するイメージ」についてのアンケートを実施しました。アンケートの結果、45%が「暮らしを豊かにする」と回答した一方で、約3割が「なんとなくこわい」を回答しています。
「AIを知っているか」という設問では、60.6%と半数以上の方が「AIを知っている」と回答しています。
AIを「知っている」または「名前だけは知っている」と回答した人に「AIに対してどのようなイメージを持っているか」の質問をしたところ、45%が「暮らしを豊かにする」と回答している一方で、25.1%が「なんとなくこわい」と回答していることが分かりました。
「暮らしを豊かにする」と回答する理由としては、「自動運転技術や接客業の効率化」などが挙がります。また、人手不足の補填や生活の利便性向上、仕事の効率化や社会の発展、革新的なアイデアを生み出してくれる可能性など、ChatGPTなど生成AI技術を含め、AIを今後の生活を支える要因として期待しています。
一方、「なんとなくこわい」と回答した要因としては、将来的にAIが人間を上回る可能性があるという懸念点が挙がりました。AIが意思を持ち世界を支配する可能性や、嘘の情報の拡散、失業者の増加などを上げている声が目立ちました。
また、AIを普段から活用しているか尋ねたところ、普段から活用している人は2割以上に上り、様々な年代・性別で、プログラム作成支援、デザイン案の提案、翻訳の添削など幅広い目的でAIを活用していることが判明しました。
そのうち、AIに何を求めるかという質問には、45.9%が「情報収集や分析」と回答。回答者は、情報の重要性を理解しており、効率的な情報収集のためにAIを活用することで、情報収集にかかる時間や労力が削減され、生産性が向上することを期待しています。
NEXERは調査の結果を踏まえ、AIは生活が便利になることが期待できる一方で、まだまだ可視化されていないリスクが潜んでいる恐れがあります。どのようにAIと共存していくのかが、人類の今後の課題のひとつとなるかもしれないと述べています。
出典:PR TIMES
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