ほくほくFGと富士通、銀行業務の生成AI活用に向けた実証実験開始
最終更新日:2023/09/29
ほくほくFGと富士通は2023年9月22日、銀行業務における生成AI活用に向けた実証実験について発表しました。
このAIニュースのポイント
- ほくほくFGと富士通、銀行業務における生成AI活用のため「Fujitsu Kozuchi (code name) – Fujitsu AI Platform」を用いて実証実験を開始
- 銀行業務にて生成AI活用が有効なユースケースを洗い出すとともに、正確性や効率性、実効性を検証
- 問い合わせ対応やプログラムの作成などにおいて、生成AIを活用
株式会社ほくほくフィナンシャルグループの株式会社北陸銀行および株式会社北海道銀行と富士通株式会社は、2023年9月22日、北陸銀行・北海道銀行の銀行業務における、生成AIの活用を検討する為の共同での実証実験について発表しました。富士通が提供するAIプラットフォーム「Fujitsu Kozuchi (code name) – Fujitsu AI Platform」を用いて、実証実験を実施しています。
近年、文章や画像、プログラムコードなどを自動生成できる生成AIによる業務の効率化やアイデア創出などが期待されています。北陸銀行・北海道銀行でも、銀行業務における生成AI活用を検討しており、その実効性を検証するため、このたびの実証実験を開始しました。
行内の業務規定や取扱商品の規約に関する問い合わせ対応や、法人向けの融資における行内説明、プログラムの作成などにおいて生成AIを活用していきます。
実証実験は、2023年8月から2023年10月まで実施予定です。ほくほくFGと富士通は「実業務での適用を目指し、両行内に生成AI環境を構築した実証につなげていく予定です」とコメントしています。
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