経済産業省、生成AI開発支援スキーム検討委員会を発足
最終更新日:2023/12/03
経済産業省は、生成AIの開発を支援する有識者委員会を立ち上げました。
このAIニュースのポイント
- 経済産業省は、生成AIの基盤モデル開発を行う企業等への支援を検討する有識者委員会を設置
- 生成AIは、情報のアクセシビリティの向上や労働力不足、生産性向上など社会課題の解決を担う可能性のある革新的な技術
- 経済産業省は引き続き、生成AI開発加速化を支援する姿勢
経済産業省は、生成AIの開発を加速するため、基盤モデル開発を行う企業等への支援を検討する有識者委員会を設置し、7月21日に第一回会議を開催しました。
生成AIのコア技術である基盤モデルの開発が急速に進展しており、日本としてもその開発能力を確保することが重要です。
生成AIは、労働力不足、生産性向上など社会課題の解決を担うとも言われ、世界各国で開発が進んでいます。経済産業省は、日本も生成AIの開発力の確保が重要と考え、その中でも特に急速に進展している基盤モデルの開発を支援するため、この度の有識者委員会設置に至りました。
支援スキームの検討を進めるにあたり「生成AI開発の肝である計算資源について、利用可能なものを一括調達し提供すること」及び「短サイクルの開発結果に着目し、支援対象を段階的に絞り込んでいくこと」の2点を前提に議論すると決定しました。
経済産業省は引き続き、有識者会議での議論も踏まえ、生成AIの開発加速化に向けた取り組みを検討していくとコメントしています。
出典:経済産業省
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