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最終更新日:2024/04/04
AIによる画像認識技術は、カメラアプリの顔認識のような身近なものからビジネス分野まで、幅広く取り入れられています。今回は、AIを活用した顔認識や画像認識、文字認識(OCR)技術の活用事例についてまとめました。

顔認識技術の導入が最も進んでいるのは、セキュリティ分野でしょう。パナソニック システムソリューションズ ジャパンが開発した「顔認証ゲート」は、法務省入国管理局で採用され、日本国内の空港で日本人帰国者の入国手続きの合理化に貢献しています。現在、日本は空前の訪日観光ブームに沸いています。
訪日外国人が急増する中、法務省入国管理局では外国人の入国手続きにより多くの人員を割く必要があり、そのためには日本人帰国者の入国手続きを簡素化する必要があるため、こうした顔認証ゲートの導入に踏み切りました。パナソニックの顔認証ゲートは「初めての人・高齢の人でも、抵抗感なく間違わない・迷わない」簡単で安心なセキュリティシステムであることが特徴です。
顔認証ゲートの利用にあたり、事前登録は一切不要。日本のパスポートに内蔵されているICチップ内の顔写真と、入国ゲートで撮影した本人の写真を照合し、本人確認を行っています。パナソニックの顔認識技術では、老化や化粧、表情による顔の変化も認識。さらに、共連れ等の不正も検知してアラートします。コンパクトな機器の上にパスポートを置くだけで読み取りできるので、高齢者や不慣れな人でも操作を迷うことがありません。

このほか、画像認識技術が活躍している分野として、製造業の製造ラインなどもあります。マヨネーズなどの調味料の製造を手掛ける食品工場では、ディープラーニングによる画像解析で不良品の検知に取り組んでいます。食品工場では、原料由来の異物の混入チェックを人の手による目視で行っていました。ジャガイモなどの原料は個体ごとの品質のゆらぎが大きく、品種も多種多様であるため、その判別は機械化するのが難しい分野でした。
そこで、AIによる画像認識技術を導入することで、より異物発見の精度が向上すると考えられています。「安心・安全」を第一とする食品メーカーにとって、異物の混入はブランディングに関わる一大事です。AIの活用によって、品質により一層の向上が見込めるほか、人手による作業負担の軽減にもつながるでしょう。

画像認識技術のひとつとして、手書きの文書などを認識して電子データに変換するOCR(Optical Character Recognition、光学的文字認識)もあります。OCRがもっとも活躍している現場といえば、郵便局でしょう。郵便区分機では、OCRで住所を読み取り、区分箱に振り分けています。
仕分けスピードは、1時間に4万~5万通にも達するそうです。郵便には、ダイレクトメールのように住所が印刷されたものだけでなく、手書きのものも数多くあります。また、手書きは書いた人の個性が表れるため、文字のゆらぎが多く判別が難しいものもあるのです。しかし、OCRはこうした手書き文字も画像として認識し、デジタル化して判別することができます。
AIによる機械学習を活用することで、OCRによる読み取りの精度も各段に向上しているのです。画像認識技術はさまざまな分野で活躍している最新の技術です。これからも技術の発展とともに、ますます利用分野が広がっていくでしょう。
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