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ETLツールとは?できること・導入のメリット・おすすめ10選を紹介

最終更新日:2024/01/17

データの抽出、変換、および読みなど、データ管理の効率化として、ETLツールが注目を集めています。

本記事では、ETLツールとは何か、その必要性、できること、メリット・デメリット、選び方、おすすめのツールを詳しく解説します。これを読めば、あなたのビジネスに最適なETLツールを選ぶ手助けになるでしょう。

ETLツールとは

ETLツールとは、”Extract(抽出)”、”Transform(変換)”、”Load(ロード)”の頭文字を取ったもので、それぞれのプロセスを効率的に実行するためのソフトウェアツールのことを指します。

データウェアハウスやデータベースなどから必要なデータを抽出し、それを目的に応じて変換、整形し、最後に別のデータベースやデータウェアハウスにロード(書き込み)するという一連の流れを自動化することが目的です。これにより、企業は大量のデータを効率的に管理し、ビジネス上の意思決定をサポートすることが可能となります。

EAIツールとの違い

ETLツールとEAI(Enterprise Application Integration)ツールは、両者ともデータとアプリケーションの統合を目指すものですが、その目的と機能には違いがあります。

ETLツールは異なるデータソースからデータを取り出し、適切な形式に変換し、最終的にデータウェアハウスに格納することを目的としています。一方、EAIツールは、異なるアプリケーションやシステム間でデータをシームレスに共有し、ビジネスプロセスを自動化することを目的としています。

ETLはデータの集約と分析に、EAIはシステム間の連携と自動化に重点を置いていると言えます。

DWHツールとの違い

ETLツールとDWH(Data Warehouse)ツールは、共にデータ管理の一環として利用されますが、その目的と機能には大きな違いがあります。

DWHツールは、企業のさまざまなデータを一元管理し、保存するツールです。一方、ETLツールは、DWHにデータを供給する過程で、異なる形式や構造のデータを統一的な形式に変換し、DWHへと格納するためのツールです。

つまり、DWHツールがビジネスの意思決定をサポートするための情報を管理する役割を担っているのに対し、ETLツールはDWHに情報を保存するための機能を提供する役割を果たしています。

BIツールとの違い

BIツール(Business Intelligenceツール)とは、ビジネスの意思決定を助けるために、企業内外のさまざまなデータを集約、分析、可視化するためのツールです。BIツールは、ETLツールによって整理されたデータを基に、ダッシュボードやレポートを生成し、データ分析を行います。

つまり、ETLツールはデータの前処理を、BIツールはそのデータを用いた分析と可視化を担当します。そのため、BIツールとETLツールは、データ分析の異なるステージで活用され、相互に補完する関係にあります。

RPAとの違い

RPA(Robotic Process Automation)とは、ロボットによる業務自動化を指すもので、定型的な作業を自動化することを主な目的としています。一方、ETLツールはデータの抽出、変換、書き出しを行うためのもので、主にデータの整理や分析を目的としています。

つまり、RPAは業務フロー全体を自動化することを目指し、ETLツールはデータの抽出・変換・保存の処理を自動化する点に違いがあります。

ETLツールの必要性


現代のビジネス環境では、企業が取り扱うデータ量は膨大で、そのデータを適切に管理し、活用することが求められています。ETLツールを利用することで、自社内のさまざまな情報を一貫した形式で管理できるようになります。

たとえば、あるデータソースからデータウェアハウスへとデータを移したいとします。そのとき、データウェアハウスにもともと存在しているデータと部分的に重複していたり、表記揺れがあったり、欠損していたりする場合があります。

そのような場合、そのままのデータでは移すことができず、データを適した形に変換・整形しなければなりません。これを自動化するのがETLツールなのです。

大量のデータを扱う際、それぞれのプロセスを手作業で行うと、時間がかかるだけでなく、ミスの発生も避けられません。ETLツールにより、そのような事態も防止できます。データを迅速に解析し、ビジネスの意思決定に活用したい場合はETLツールが必要であると言えるのです。

ETLツールでできること

ETLツールには、以下の3つのプロセスがあります。

  • データの抽出
  • データの変換
  • データの書き出し

ここからは、ETLツールのプロセスについて解説します。

データの抽出

ETLツールのデータ抽出機能は、さまざまなデータソースから必要な情報を取り出す役割を果たします。データの抽出基は、データベース、CSVファイル、Web APIなど、企業が保有する多種多様なデータソースが対象となります。

具体的には、データソースからデータを取りだし構文を解析し、データが適した形かどうか判別するプロセスが実行されます。

データの抽出に間違いがあると、その後のETLプロセス全体に影響が及ぶため、重要なステップと言えます。

データの変換

ETLツールの2番目の機能は、データの変換です。異なるデータ形式のシステムに対応するために、データの形式や構造を変換するプロセスが実行されます。例えば、日付の形式や数値の表記、文字コードなどです。

ただし、データ抽出のプロセスですでにDWHに書き出しやすいデータ形式に既になっていたら、この変換は不要となる場合もあります。

データの変換のポイントは、元のデータの意味が保持されることです。あくまでも元のデータの情報はそのままで、形式だけを変換する必要があります。変換ルールの設定を間違えるとデータの品質低下を招く可能性もあるため、注意が必要です。

データの書き出し

データの書き出しは、ETLツールの最終段階であり、変換されたデータを最終的な格納場所に書き出すプロセスです。一般に、データウェアハウスやデータベースなどが格納先となります。データの規模や形式に応じて効率の良い書き出し方法を選択することが重要です。

また、書き出し先のデータベースが大量のデータを一度に処理できない場合は、データを分割して書き出すといった工夫も求められます。

これらは全て、ETLツールが自動化してくれる作業です。これにより、データの一貫性を保ちつつ、効率的なデータ管理が可能になります。

ETLツールを導入するメリット


ETLツールを導入することで得られる利点は多岐にわたります。以下では、これらのメリットについて詳しく解説します。

データを効率的に管理できる

ETLツールを導入することで、データを効率的に管理できます。これは、ETLツールがデータの抽出、変換、そしてロードという3つのプロセスを一元的に管理することで、データの一貫性と品質を維持しつつ自動的に処理を行えるからです。

また、自動化により、手作業によるエラーを減らし、データの信頼性を向上させます。さらに、データの追跡や監視も容易になり、問題が発生した場合にも迅速に解決できます。

業務効率が向上する

ETLツールの導入により、業務効率が向上します。

これは、ETLツールがデータの抽出、変換、書き出しという一連の作業を自動化するためです。従来、これらの作業は手作業で行われていましたが、それらを自動化することで人間が行うべき作業が減り、時間を節約できるようになりました。

また、自動化によりミスが減少し、より精度の高いデータ処理が可能となります。これにより、企業はより迅速に正確なデータに基づいた意思決定を行うことができ、結果的に業績向上につながる可能性があります。

コストを削減できる

ETLツールを導入することで、コスト削減を実現できます。

まず、人件費の節約です。ETLツールによって自動化できるため、データの変換にかかっていた工数を節約し、再作業や修正作業の人件費も抑えられます。

また、ETLツールはデータの一貫性を保つ役割も果たします。これにより、データの不整合による誤った意思決定を防ぎ、その結果生じる損失を防ぐことが可能となります。このように、ETLツールの導入は初期投資が必要ですが、長期的に見れば各種のコストを削減することが可能です。

ETLツールを導入するデメリット

ETLツールがビジネスにもたらすメリットは数多く存在しますが、一方で導入する際のデメリットも無視できません。導入・運用費用の問題や、ITリテラシーの必要性など、ETLツールを導入する前に理解しておくべきポイントを詳しく解説します。

導入・運用に費用がかかる

ETLツールの導入・運用には、一定の費用がかかります。

まず、導入費用としては、ツールのライセンス料や初期設定にかかる費用が必要となります。また、ランニング費用としては、ツールのアップデートやメンテナンス、サポート料などの費用が発生します。

これらの費用は、ツールの種類やベンダーによって大きく異なるため、事前にしっかりと確認することが重要です。

費用を抑えるための一つの方法として、無料プランを活用することが挙げられます。無料プランでは基本的な機能を利用できますが、高度な機能を利用するためには有料プランにアップグレードする必要があります。

そのため、必要な機能と予算を考慮しながら、最適なプランを選ぶことが求められます。

最低限のITリテラシーを身に着ける必要がある

ETLツールを導入する際には、最低限のITリテラシーが必要となります。もちろんエンジニアのような専門的な知識は必要ありません。しかし、パソコンやスマートフォンを日常生活で使うのが苦手という方には、ETLツールを利用するのは難しいと言わざるを得ません。

最低限、ユーザーレベルのコンピュータの操作スキルや、データベースやSQLの基本的知識などが求められます。

また、ETLツールが扱うデータの性質や形式、そしてそれらがビジネス上どのような意味を持つのか理解していることも重要です。これらの知識がないと、データの抽出や変換、書き出しのプロセスで誤った操作を行い、結果として不正確なデータを生成する可能性があります。

それはビジネス上の重大な誤りにつながるため、注意が必要です。

ETLツールの選び方

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ETLツールを選ぶには主に以下の4つのポイントがあります。ここからは4つのポイントについて1つずつ解説していきます。

  • アダプタやコネクタの種類が豊富なものを選ぶ
  • 操作性の高いものを選ぶ
  • 自社で扱うデータ量に対応したものを選ぶ
  • 継続的に利用できる料金のものを選ぶ

アダプタやコネクタの種類が豊富なものを選ぶ

ETLツールを選ぶ際には、アダプタやコネクタの種類が豊富なものを選ぶことが重要です。アダプタやコネクタとは、異なるデータソースやシステム間のデータを連携させるための接続部品のことを指します。

種類が豊富であればあるほど、さまざまなデータソースからデータを抽出したり、異なるシステムへデータを送信したりすることが可能になります。これにより、データの活用範囲が広がり、ビジネスの効率化や価値創出に大きく寄与します。

アダプタやコネクタの種類は、各ETLツールの公式ウェブサイトや製品カタログ、技術文書などで確認できます。これらの情報を基に、自社のデータ連携のニーズに最適なETLツールを選ぶことが求められます。

操作性の高いものを選ぶ

ETLツールを選ぶ際には、操作性の高さも重要なポイントとなります。

操作性が高いとは、直感的に操作が可能で、複雑な設定やコーディングを必要とせず、ユーザーがストレスなく作業を進められるものを指します。

操作性が高いETLツールを選ぶことで、ツールの導入後もストレスなく業務を進めることができ、社内のツールが浸透するのも早くなります。

操作性を確認するためには、無料体験版やデモ版が提供されている場合、実際に手を動かして操作感を確かめることが有効です。また、ユーザーの口コミや評価を確認し、他のユーザーがどのように操作しているのか、問題点や使いやすさを把握することも重要です。

自社で扱うデータ量に対応したものを選ぶ

自社で扱うデータ量に対応したETLツールを選ぶことは非常に重要です。

なぜなら、データ量に対応していないツールを選んだ場合、データの抽出、変換、書き出しのプロセスが適切に機能せず、データの損失や処理速度の低下を招く可能性があるからです。

また、データ量が増えた際に対応できる余裕がないと、再度ツールの選定から行う必要があり、時間とコストが増えるリスクもあります。ETLツールを選ぶ際には、現在のデータ量はもちろん、将来的なデータ量の増加も見越して選ぶことが推奨されます。

ツールの仕様書や製品説明を確認し、データ処理能力やスケーラビリティを理解することが重要です。また、ベンダーに直接問い合わせて確認するのも一つの方法です。

継続的に利用できる料金のものを選ぶ

ETLツールを選ぶ際には、継続的に利用できる料金のものを選ぶことが重要です。

これは、ETLツールは一度導入したら長期間にわたって使用することが前提となるからです。そのため、初期費用だけでなく、ランニング費用も考慮する必要があります。初期費用が安くても、ランニング費用が高額であれば、トータルのコストは高くなります。

また、ランニング費用が高額であると、他の業務に必要な費用を削減しなければならない場合もあります。

したがって、初期費用だけでなく、継続的に利用する際の運用費用も含めて、トータルのコストを把握し、予算内で継続的に利用できるETLツールを選ぶことが求められます。

おすすめのETLツールの比較10選

ここからはおすすめのETLツールを10件紹介していきます。

Reckoner

出典:reckoner.io

株式会社スリーシェイクが提供する「Reckoner」は、クラウド型のETLツールとして初期投資なしで導入可能な点が魅力です。専門知識を必要とせず、調査から設計、テスト、インフラ構築までのバッチ制作が不要なため、手軽に始められます。

Reckonerの利用には、ワークフローの作成という簡単なステップのみが必要で、これによりデータ連携がスムーズに行えます。初めてETLツールを導入する企業にとっては、負担の少なさと操作の簡便さからReckonerは非常におすすめのツールと言えます。

ツール名 Rockoner 導入形態 クラウド
初期費用 0円 月額費用 30,000円~
無料トライアル あり 公式サイト https://reckoner.io/

ASTERIA Warp

出典:アステリア

ASTERIA Warpは、アステリア株式会社が提供するノーコード型のETLツールです。

このツールを利用することで、メインフレームからクラウド上のサーバー、表計算ソフトまで、異なるコンピューターシステム間でのデータ連携が可能になります。また、データの変換を行うロジックを複雑なプログラミングなしで実装できます。これにより、業務自動化やデータ活用を迅速に実現することが可能となります。

そのため、ASTERIA Warpは、さまざまなシステムやサービスと迅速に連携し、業務効率化やデータ活用を推進したい企業におすすめのETLツールと言えるでしょう。

ツール名 ASTERIA Warp 導入形態 オンプレミス
初期費用 月額費用 30,000円~
無料トライアル あり 公式サイト https://www.asteria.com/jp/warp/

Waha!Transsformar

出典:ユニリタ

ユニリタ株式会社が提供する「Waha! Transformer」は、ノンプログラミングで誰でも使いやすい操作性が特長です。また、手厚いサポートも提供されており、初めてETLツールを利用する企業にも安心して導入いただけます。さらに、10億件のデータも高速で処理可能な性能を持っています。

これにより、日々大量のデータ連携に追われる企業にとって、業務効率化の大きな助けとなります。初めてETLを利用する企業をはじめ、大量のデータを扱う企業には特におすすめのETLツールです。

ツール名 Waha!Transformer 導入形態 オンプレミス/クラウド
初期費用 月額費用 40,000円~
無料トライアル あり 公式サイト Waha!Transformer

IBM InfoSphere DataStage

出典:日本IBM

日本IBMが提供するIBM InfoSphere DataStageは、クラウドベースのデータプラットフォーム「IBM Cloud Pak for Data」で利用可能なETLツールです。

このツールの特長は、高機能な並列処理エンジンとロードバランシング機能を有している点です。これにより、大量のデータでも迅速かつ効率的に並列処理を行うことが可能となります。

さらに、AIを活用したデータ分析・管理も可能で、データの有効活用をサポートします。IBM Cloud Pak for Dataを基幹システムに採用している企業にとって、このETLツールは非常におすすめです。

ツール名 IBM InfoSphere DataStage 導入形態 オンプレミス/クラウド
初期費用 要問合せ 月額費用 要問合せ
無料トライアル あり 公式サイト IBM DataStage

DataSpider Cloud

出典:セゾン情報システムズ

DataSpider Cloudは、セゾン情報システムズが提供するクラウド型データ連携サービスです。このツールの大きな特長は、コーディング不要であることと、クラウドサービスだけでなく、オンプレミスシステムとのハイブリット連携も可能であることです。

さまざまなデータを一元管理することができ、効率的な運用を目指す企業にとっては大変有用なツールと言えます。そのため、データ管理を一元化し、業務効率化を図りたい企業におすすめのETLツールです。

ツール名 DataSpider Cloud 導入形態 クラウド
初期費用 要問合せ 月額費用 120,000円~
無料トライアル あり 公式サイト DataSpider Cloud

どのような企業におすすめか説明

Qanat2.0

出典:JBアドバンスト・テクノロジー

Qanat2.0は、JBアドバンスト・テクノロジー株式会社が提供しているETLツールで、企業内外のさまざまなデータをノンプログラミングで簡単に連携・統合できます。

直感的なドラッグ&ドロップ操作により、誰でも容易にデータ設計が可能で、トリガーによるスケジューリング機能により業務の自動化を実現します。

これにより、一元管理と効率的な運用が可能となります。そのため、さまざまなデータを一元管理し、効率的な運用を考えている企業におすすめのツールです。

ツール名 Qanat2.0 導入形態 オンプレミス
初期費用 要問合せ 月額費用 要問合せ
無料トライアル あり 公式サイト https://www.jbat.co.jp/

trocco

出典:primeNumber

株式会社primeNumberが提供するtroccoは、システム間データ連携のためのETLツールです。

データの変換や統合作業を自動化することで、開発工数を90%以上カットすることが可能です。また、特別な専門知識は不要で、設定構築から転送まで全てをUI上で完結することができます。

そのため、ETLの構築が必要となる企業や、取り扱うデータの種類が多岐に渡り、それぞれの分析作業が必要になる場合の企業にとって、非常に適したツールといえます。

ツール名 trocco 導入形態 クラウド
初期費用 月額費用 100,000円~
無料プランあり
無料トライアル あり 公式サイト https://trocco.io/lp/

Talend

出典:Talend

Talendは、アメリカにあるTalend社が運営しており、データ統合プラットフォームとして高い評価を受けています。

その特長は、異なるシステムやサービス間のデータ連携をスムーズに実現することです。また、クラウドへのデータ移行や、クラウド上でのデータ連携も容易に行えます。さらに、ビッグデータの活用にも対応しており、Hadoopを利用したデータ処理も可能です。

これらの特性から、社内に散在するデータの連携・統合はもちろん、クラウド上のデータ連携・統合、ビッグデータの利活用といった幅広いニーズに対応することができます。そのため、多様なデータ活用を考えている企業にとって、Talendは非常に有用なETLツールと言えます。

ツール名 Talend 導入形態 クラウド/オンプレミス
初期費用 要問合せ 月額費用 要問合せ
無料トライアル あり 公式サイト https://www.talend.com/jp/

Stitch

出典:Talend

Stitchは、Talend社が提供するクラウドベースのELTサービスです。140種以上のデータソースに対応し、ZendeskやSalesforceなどのSaaSツールからのデータをノーコードでデータウェアハウスに複製することが可能です。データを効率的に集約したい企業や、さまざまなツールやデータソースを既に利用している企業におすすめのETLツールと言えます。

ツール名 Stitch 導入形態 クラウド
初期費用 0円 月額費用 100ドル~
無料トライアル あり 公式サイト https://www.stitchdata.com/

AWS Glue

出典:Amazon

Amazonが提供するAWS Glueは、フルマネージド・サーバーレスのETLツールで、大量のデータ処理に強みを発揮します。クラウドベースのツールであるため、自社でインフラ設備を構築する必要がなく、導入後すぐにデータ連携が可能となります。

これにより、時間とコストを大幅に削減でき、ビジネスの効率化に貢献します。また、AWS Glueは、ETLツール選びに時間をかけたいと考えている企業に特におすすめです。その理由は、機能性とスケーラビリティを兼ね備えているからです。これらの特性により、ビジネスの成長に合わせて柔軟に対応することが可能となります。

ツール名 AWS Glue 導入形態 クラウド
初期費用 要見積もり 月額費用 要見積もり
無料トライアル あり 公式サイト https://aws.amazon.com/jp/glue/

まとめ

ETLツールは、データの抽出、変換、書き出しを効率的に行うための重要なツールです。適切なツールを選ぶことで、データ管理の効率化、業務効率の向上、コスト削減などのメリットを享受できます。しかし、導入・運用には費用がかかるため、自社のデータ量や予算、ITリテラシー等を考慮して最適なツールを選ぶことが重要です。また、具体的なETLツールの選択においても、多様な選択肢から自社のニーズに最適なものを選ぶことが求められます。

AIsmiley編集部

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