聴覚障害を持つ児童の通う学校を対象にAIボイス筆談機「ポケトークmini」の実用検証を開始
最終更新日:2024/04/03
ソースネクストとNPO法人Silent Voiceが、AIボイス筆談機「ポケトークmimi」を使った実用検証を開始します。
話した言葉を瞬時に文字で画面に表示して、耳の聞こえない・聞こえにくい方とのコミュニケーションを円滑にするAI筆談機です。
このAIニュースのポイント
- ソースネクストとSilent VoiceがAIボイス筆談機を使った実用検証を開始
- 大阪府で貸し出しを希望する学級を募集し最大550学級で使用、製品の実用性を検証
- マスク着用必須となった昨今の状況でもスムーズなコミュニケーションを図れるサービス
「ポケトーク mimi」とは
話した音声をリアルタイムに文字に変換し、画面に表示できるAI筆談機です。耳の遠い方に大声で話す必要も、文章を手で書く必要もありません。話して画面を見せるだけで、快適な筆談ができます。文字で意思疎通ができるので、マスクをしながらでも会話が可能です。個人の方はもちろん、高齢者福祉施設や特例子会社などでも活躍しています。
実用検証について
9月10日(金)より、大阪府の小学校、中学校、高等学校、特別支援学校に対し、製品の貸出を希望する学級を募集し、2ヶ月から最大6ヶ月間、延べ最大550学級で実際に使用します。児童および生徒やその家族、教師などにどのような変化があったかを調査し、製品の実用性を検証します。この実用検証は、Silent Voiceが主催する、耳の聞こえない・聞こえにくい児童および生徒を支援する「DACCOプロジェクト」の一環として行なわれます。大阪府から対象校に配布されるチラシおよびwebから応募することができます。
「DACCOプロジェクト」とは
NPO法人Silent Voiceが運営する、大阪府下のろう児・難聴児に”学び”と”繋がり”の場を届けることを目的に、出張教室・オンライン支援を行なうプロジェクトです。大阪府吉村知事が推進する、NPO等活動支援によるコロナ禍における社会課題解決事業の一つとして採択されました。コロナ禍のマスク着用により先生や友人とのコミュニケーションが取りにくい状況になった子どもたちの中には、身近に支援環境がなく、その不安に誰にも寄り添ってもらえない子どもたちが地域に点在しています。こうした、支援が受けられない子供をゼロにすることがこのプロジェクトのゴールです。
口の動きを見て言葉を読み取る難聴者の方にとっては、マスクの着用が必須となった昨今の状況が、コミュニケーションを取るうえで大きな障壁になっています。コロナ禍が明けてからも、円滑なコミュニケーションを図るツールとして多くの方から注目を集めそうですね。
出典:PR TIMES
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