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自動運転EV開発のチューリング、「THE FIRST TURING CAR」の納車式を実施

最終更新日:2023/03/29

Turingは、自社開発のAI自動運転システムを搭載した「THE FIRST TURING CAR」の納車式を実施しました。

このAIニュースのポイント

  • チューリングはAI深層学習技術を⽤いた限定領域に留まらない「完全自動運転」の実現を目指しているスタートアップ
  • THE FIRST TURING CARはチューリングとして初めてエンドユーザー向けに販売する製品
  • 自社での車両生産体制構築を見据えて、2023年中にシリーズAの資金調達を実施する予定

株式会社Turingは、「1台限定」で販売していた自社開発のAI自動運転システムと、オリジナルエンブレムを搭載した「THE FIRST TURING CAR」の納車式を実施しました。

チューリングは、「We Overtake Tesla」をミッションにかかげ、完全⾃動運転EVの量産を⽬指すスタートアップです。世界で初めて名人を倒した将棋AI「Ponanza」の開発者である⼭本⼀成と、カーネギーメロン⼤学で自動運転を研究し、Ph.D.を取得した⻘⽊俊介によって2021年に共同創業され、AI深層学習技術を⽤いた限定領域に留まらない「完全自動運転」の実現を目指しています。

「THE FIRST TURING CAR」はレクサスRX450hをベース車両として、チューリングが自社開発したAI自動運転システムと、オリジナルエンブレムが搭載されており、チューリングとして初めてエンドユーザー向けに販売する製品です。今回、多数の購入問い合わせの中から成約した顧客向けの納車式を実施しました。

購入した方は「THE FIRST TURING CARを試乗した際に印象的だったのは、リアルタイムで状況を判断するAIが相棒になって運転を助けてくれる様な感覚でした。Turingの皆さんから、完全自動運転を実現するためには、良い目ではなくて良い頭を作る必要がある。そのためには賢いAIを作る必要がある、という話を聞きそのビジョンにとても共感したため、購入を決めました」とコメントしています。

チューリングはシードラウンドで10億円の資金調達を実施済みですが、自社での車両生産体制構築を見据えて2023年中にシリーズAの資金調達を実施する予定です。

出典:PR TIMES

AIsmiley編集部

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