筑波大学とワシントン大学、AI分野におけるパートナーシップに合意
最終更新日:2024/04/22
筑波大学は、ワシントン大学とAI分野におけるパートナーシップに合意しました。
このAIニュースのポイント
- 筑波大学とワシントン大学がAI分野でのパートナーシップ締結
- NVIDIAやAmazonなども支援を表明
- 先端分野での日米協力が、日米関係の更なる発展に寄与することに期待
国立大学法人筑波大学は、米国ワシントン大学とAI分野における研究・人材育成・アントレプレナーシップ及び社会実装を目的としたパートナーシップに合意しました。また、米国のNVIDIA・Amazonも両校の調印式に臨みました。このパートナーシップは、筑波大学とワシントン大学の数年に及ぶ協力関係から発展したものです。
今回のパートナーシップについて、筑波大学の永田恭介学長は「AI技術の先端技術と人材育成は大きな課題であり、このパートナーシップにおける協力が、世界が直面する多くの地球規模課題の解決のために、重要な役割を果たすことを期待する」とコメントしています。
また、研究担当の人工知能科学センター長の櫻井鉄也教授は「日米の国際連携によるAIの研究が一層促進され、新たなイノベーション創出も期待できる。このパートナーシップを通じて、社会実装につながる先進的なAI研究と世界をリードするグローバルAI人材の育成を推進していく」と述べています。
ワシントン現地10日に行われる日米首脳会談で、AIに関する日米の大学と企業による新たな連携の枠組み(1億1,000万ドル=およそ165億円)として共同声明に盛り込まれる見込みです。今回の合意は、この連携の枠組みの一つであり、NVIDIAとAmazonがそれぞれ2,500万ドル(約37.5億円)の支援を表明しています。
このパートナーシップでの先端分野における日米協力が、日米関係の更なる発展に寄与することが期待されます。
出典:筑波大学
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