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最終更新日:2023/12/11
東急株式会社、東急電鉄株式会社と株式会社Huber.、株式会社Nextremerが、渋谷への来街者を対象として、利用者からのさまざまな質問に安全・安心かつ最適な対応ができるリモートコンシェルジュサービスを3月25日からプレ導入します。
このAIニュースのポイント
東急株式会社、東急電鉄株式会社と株式会社Huber.、株式会社Nextremerが、渋谷への来街者を対象として、利用者からのさまざまな質問に安全・安心かつ最適な対応ができるリモートコンシェルジュサービスを3月25日よりプレ導入します。
このサービスを搭載した非接触型サイネージディスプレイは、渋谷駅に設置されます。
これにより、東急が運営する東横線・田園都市線渋谷駅ナカの観光案内所「WANDER COMPASS SHIBU-YA」のスタッフによる遠隔での案内とAIチャットボットによる問い合わせ対応、観光プランの提案が可能となります。
このサービスは、Huberが提供する、観光客の潜在的な旅行ニーズを端末上でヒアリングし、回答結果をもとに観光客のニーズに合わせたプラン提案をする「たび診断」とNextremerの提供する、AI案内サイネージを組み合わせたものです。
駅の出口案内や乗換案内などよくある質問をAIチャットボットにて回答し、利用者のニーズや嗜好性に合わせた相談、観光提案は案内所のスタッフが「たび診断」の結果をもとに遠隔接客を行うことで効率的に案内します。
案内所の営業時間外や実際に案内所を訪れなくても道案内や観光案内など、来街者の問題を非接触、非対面で解決することで、コロナ禍においても、安全・安心な新たな観光案内を実現します。また、日本語だけでなく英語にも対応しています。
東急は、2018年秋から業務提携先のHuberとともにこの観光案内所を運営しており、国内の渋谷来街者やインバウンド観光客など多くの利用者にサービスを提供しています。
案内所スタッフの知見やコミュニケーションスキルをAIやデジタルの力を活用することで、さらに広げ、より付加価値の高い観光相談と効率的な案内を目指し観光案内所のサービスを店舗外でも提供できるように拡充します。
このサービスは5月末まで渋谷駅で実施し、その後渋谷エクセルホテル東急や渋谷東急REIホテルに設置される予定です。
東急および東急電鉄は、渋谷駅構内や渋谷駅周辺の観光案内業務のDX化を進めることで効率化と付加価値の高い観光案内の両立を図り、情報発信やサービス機能のさらなる強化を通じて、「日本一訪れたい街 渋谷」および東急線沿線の交流人口拡大を目指します。
また、東急、Huber、Nextremerの3社は渋谷での利用実績をもとに、このサービスのUI/UXを向上させ、今後全国の観光案内所やインフォメーション施設への導入を目指します。
■リモートコンシェルジュについて
1.提供機能
①「遠隔接客」
リモートコンシェルジュ端末とWANDER COMPASS SHIBUYAを繋ぎ、テレビ電話にてスタッフが利用者の質問、問題に回答します。
②「AI案内サイネージ」
観光案内および施設案内業務に最適化された音声対話型AIチャットボットにより視覚的に案内します。
駅構内においては乗換案内や遅延情報、駅周辺案内や飲食店店舗検索も可能です。
③「たび診断」
旅や嗜好性に関する複数の質問に回答することで、利用者の潜在的なニーズや特性を把握できるだけでなく、「たび診断」の回答結果を元におすすめの観光プランを提案します。
たび診断は株式会社Huber.が特許を有する仕組みです。
2.設置場所と期間
渋谷駅構内2か所(ヒカリエ改札前、ハチ公改札前)に、3月25日から5月末まで、そして渋谷エクセルホテル東急、渋谷東急REIホテルに6月から設置する予定です。
設置後、サービスの利用状況などを分析し本導入について検討します。
※利用状況等により設置状況が変更になる場合があります。
3.対応言語
対応言語は日本語・英語で、遠隔にてスタッフが対応します。また、AIチャットボットやたび診断でも対応しています。
4.サイネージディスプレイについて
沖電気工業株式会社の提供による非接触でのサイネージディスプレイを設置することで、雑音除去マイクと指向性スピーカ一により駅構内でもストレスなく対話が可能です。通常のタッチパネルでも動作します。
出典:PR TIMES
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