生成AI

最終更新日:2022/10/19
東京ガスは、九州大学およびジャパン・リニューアブル・エナジーと、洋上風力発電の設備利用率向上と故障率低減を図り、発電コスト低減に寄与するツールの開発を開始します。
このAIニュースのポイント
東京ガス株式会社は、国立大学法人九州大学およびジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社と共同で、洋上風力発電の風車ウエイク現象を高精度に再現し、設備利用率向上と故障率低減を図り、発電コスト低減に寄与するツールの開発を開始します。
東京ガスは、燃焼や温熱環境評価などの都市ガス事業で培った数値流体解析技術を活用して、風車ウエイク現象の更なる解明に取り組むとともに、AIを用いた風車ウエイクモデルの開発を担当します。
具体的には、風車単体での風車ウエイク現象の解明研究を深化させ、2基以上の風車が連なりウエイクが相互に干渉し合うような、複雑な状況下での風車ウエイク現象の解明を行います。
また、風車ウエイク現象を含む風況を、相対誤差率10%以内の高精度で予測可能なツールの開発を行います。
実際に社会実装された際の効果として、風車の最適配置設計や適切な運転制御により、洋上風力発電所1サイトあたり20年間で数十億円~数百億円の収益獲得につながるとしています。
出典:東京ガス
ウエイクとは風力発電設備が風を受けることで下流に流れる風速が減速する現象やその領域のことを指します。
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