東京海上日動、営業サポートツールを開発。生成AIを活用し中小企業における経営課題をサポート
最終更新日:2024/09/04
東京海上日動火災保険は、中小企業の課題を解決する「マーケットインナビ(Mナビ)」を開発しました。顧客企業との対話(音声データ)より、経営課題・ニーズの抽出から保険商品・各種ソリューションサービスの提案までを行います。
このニュースのポイント
- 東京海上日動火災保険が、営業サポートツール「マーケットインナビ(Mナビ)」を開発
- 顧客企業との対話内容を生成AIが解析し、経営課題の抽出から課題解決に資する保険商品や各種ソリューションサービスの提案までを、ワンストップで行う
- 今後もデジタル技術を通じて、中小企業の挑戦・成長を支援していく方針
東京海上日動火災保険株式会社は、中小企業の経営課題を解決を支援する新ツール「マーケットインナビ(Mナビ)」を開発しました。顧客企業との対話内容(音声データ)を生成AIが解析することで、経営課題の抽出から、課題解決に資する保険商品や各種ソリューションサービスの提案までを、ワンストップで行います。
デジタル化・人手不足・経営者の高齢化による事業承継など、多様で複雑な課題を抱えている中小企業は多く存在しており、東京海上日動火災保険は、2021年10月に中小企業支援室を設立して以来、中小企業をサポートする保険商品・サービスを開発してきました。
そして今回、地域経済の活性化と社会課題の解決への貢献を目的に、営業サポートツール「マーケットインナビ(Mナビ)」を開発しました。本ツールは、顧客企業との対話内容を生成AIが解析することで、経営課題の抽出から課題解決に寄与する保険商品や各種ソリューションサービスの提案を、ワンストップで行います。
「マーケットインナビ(Mナビ)」の主な機能としては、顧客情報の一元管理や顧客企業の経営課題やニーズを引き出すための質問集の搭載、生成AIによる顧客企業の課題抽出や経営課題解決を支援する対話シートの作成などがあります。
さらに、顧客企業との対話内容を生成AIが解析し、解析結果に基づく経営課題を提示したり、顧客企業の課題・ニーズに合う具体的な保険商品や各種ソリューションサービスを約90種類からピックアップして表示することが可能です。これにより、経営者自身が認識していなかった課題についても幅広く把握することができるうえ、営業担当者は、支援策をスピーディーに提案することが可能です。
東京海上日動火災保険株式会社は、「今後もデジタル技術を通じて、新たな価値提供を行うことで、中小企業の挑戦・成長を支援する」とコメントしています。
出典:東京海上日動火災保険
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