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最終更新日:2022/08/08
タスキと電気通信大学はスマホ上で地図にタッチするだけで不動産の価値が瞬時に見える、業界初の建築プラン・事業収支作成プラットフォーム「TOUCH & PLAN」を開発中。建築プランを月50件作成している場合、年間約7,000万円のコスト削減効果があります。
このAIニュースのポイント
株式会社タスキは、国立大学法人電気通信大学の坂本真樹研究室と産学共同で開発を進める、AI技術を活用したSaaS型土地活用シミュレーター「TOUCH & PLAN」の構築を加速するため、AI技術による新ビジネスモデルを特許出願しました。
「TOUCH & PLAN」はスマホ上で地図にタッチするだけで不動産の価値が瞬時に見える、業界初の建築プラン・事業収支作成プラットフォームです。スマホの地図上で計画地をタッチすると、AIが土地情報を収集してビッグデータを解析し、計画地の最適な建築プランが作成できるようになります。また、その建築プランに基づき、AIによる投資パフォーマンスの分析によって最適な事業計画を設定することで、不動産価値の判定もできます。
現状の建築プラン作成は、土地情報を取得し、都市計画法や測量図等のあらゆる敷地情報を集め、次に情報に基づく建築プランの作成、プランに基づく賃料査定を行うことで期待できる利益を算出しています。しかし、これらの情報は一元化されておらず、属人的に収集することが多く、物件情報の取得から建築プラン作成までには7日から10日程度の時間とコストを要しています。
「TOUCH & PLAN」を使うと、データベース化された土地情報をAIが解析することで、最適な建築プランを即座に作成することが可能です。建築プランを月50件外注で作成している場合、年間約7,000万円のコスト削減効果があります。さらには、現状要している時間とコストをカットできるだけでなく、事業検討・意思決定に至るまでのリードタイム短縮を実現でき、大幅な業務効率化や働き方改革にも繋がります。
「TOUCH & PLAN」は、2021年夏より自社物件の不動産開発に活用開始。2021年秋頃には東京都の不動産会社様向けに外販をスタートする予定です。利用はSaaS型で提供。料金は1アカウント月額約10万円(税抜)を想定しており、約25,000社ある都内不動産会社の10%にあたる2,500社への導入を目指します。将来的には、金融機関、税理士法人、一般投資家などにも利用者を拡大。エリアも全国主要都市へ広げていき、利用総数1万アカウントを目指します。
出典:PR TIMES
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