野々村真氏のAIキャラクターで高齢者の認知機能を改善!介護施設8社共同で実証実験開始
最終更新日:2024/06/21
AIデジタルヒューマンプロジェクト運営事務局は、野々村真氏をモデルとしたAI音声対話型デジタルヒューマンを開発。シニア向け介護施設での活用を目指す実証実験を、2024年6月13日から開始しました。
このニュースのポイント
- タレントの野々村真氏をモデルにしたAI音声対話型デジタルヒューマンが登場
- AI技術を活用し、個々の高齢者の会話のテンポに合わせた会話が提供される
- 8社共同の実証実験がシニア向け介護施設で開始
AIデジタルヒューマンプロジェクト運営事務局は、タレントの野々村真氏をモデルとしたAI音声対話型デジタルヒューマンを開発。シニア向け介護施設利用者の認知機能の改善や、サービス満足度向上を図る目的として、2024年6月13日より実証実験が開始されました。
高齢社会による介護の需要増加や、シニア向け介護施設での人員確保が課題となる中、先端AI技術・IT基盤を活用した課題解決に向けて、今回の プロジェクトが始動しました。
本プロジェクトは、運営事務局として株式会社スターダストプロモーション、Spiral.AI株式会社、株式会社エスユーエス、株式会社学研ココファン、全研ケア株式会社、日本ロングライフ株式会社、株式会社FM、株式会社AOI Pro.、株式会社TREE Digital Studioの9社が協定書を締結し参画しているほか、韓国の大手IT企業 ESTsoftもプロジェクトに参加しています。
今回のプロジェクトで導入されるAI音声対話型デジタルヒューマンは、1対1のコミュニケーションや、集団レクリエーションでの対話を行う、AIキャラクターです。AI技術を活用することで、個々の高齢者の会話のテンポに合わせた会話が提供されます。
AIキャラクターの会話を音声だけでなく字幕でも表示することで、高齢者との会話をスムーズに進めることが可能です。
高齢者の認知機能の改善や施設のサービス満足度の向上を目指すほか、介護施設利用者とのコミュニケーションをAIが担うことで、介護職員の人材不足の解決にも繋がっていくことが期待されます。
プロジェクトの全体管理に映像ディレクターの内野政明氏率いるFMとAOI Pro.が担当し、AIキャラクターのモデルにスターダストプロモーション所属の野々村真氏が起用されました。
実証実験は、高齢者住宅・介護施設を運営する学研ココファンと全研ケア、日本ロングライフの施設を用い、高齢者住宅・介護事業者の視点や知見を取り入れて実施します。介護施設利用者とのコミュニケーションをAIが担うことで、高齢者の認知機能改善や施設のサービス満足度向上、介護職員の人材不足の解決を図っていきます。
今回の実証実験で、よりよい介護施設運営や入居者・利用者の満足度向上を図り、2025年の商用導入・販売を目指していく方針です。
出典:PR TIMES
- AIサービス
- 生成AI
- ボイスボット
- 音声認識・翻訳・通訳
業務の課題解決に繋がる最新DX・情報をお届けいたします。
メールマガジンの配信をご希望の方は、下記フォームよりご登録ください。登録無料です。
AI・人工知能記事カテゴリ一覧
AI・人工知能サービス
- 生成AI
- 画像生成AI
- ChatGPT
- AI研究開発
- LLM
- DX推進
- おすすめAI企業
- チャットボット
- ボイスボット
- 音声認識・翻訳・通訳
- 画像認識・画像解析
- 顔認証
- AI-OCR
- 外観検査
- 異常検知・予知保全
- 自然言語処理-NLP-
- 検索システム
- 感情認識・感情解析
- AIモデル作成
- 需要予測・ダイナミックプライシング
- AI人材育成・教育
- アノテーション
- AI学習データ作成
- エッジAI
- IoT
- JDLA
- G検定
- E資格
- PoC検証
- RPAツール
- Salesforce Einstein
- Watson(ワトソン)
- Web接客ツール
- サプライチェーン
- メタバース
- AR・VR・デジタルツイン
- MI
- スマートファクトリー
- データ活用・分析
- 機械学習
- ディープラーニング
- 強化学習
- テレワーク・リモートワーク
- マーケテイングオートメーション・MAツール
- マッチング
- レコメンド
- ロボット
- 予測
- 広告・クリエイティブ
- 営業支援・インサイドセールス
- 省人化
- 議事録自動作成
- 配送ルート最適化
- 非接触AI
業態業種別AI導入活用事例
今注目のカテゴリー
AI製品・ソリューションの掲載を
希望される企業様はこちら