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最終更新日:2024/03/07
AI面接アプリで伝わりやすさ解析
面接練習アプリ「steach」は、会話の内容をAIが解析することで「伝わりやすさ」を定量評価できるようになりました。
このAIニュースのポイント
株式会社エフィシエントと、就職支援事業を展開する株式会社ジェイックが共同開発する面接練習アプリ「steach」は、大幅に機能をアップデートし、自然言語処理を活用し会話の内容をAIが解析することで「伝わりやすさ」を定量評価できるようになりました。
『steach』は、これまで3万6千名以上の就職支援を行ってきたジェイックの求職者からのニーズをもとに、「ひとりで気軽に面接練習ができて、客観的な評価がもらえる」環境を実現するために開発、リリースされました。2022年5月23日のリリースから、面接練習実施回数:27,271回(2022年5月14日-2022年12月8日)利用されています。ジェイックがこれまで培ってきた面接対策ノウハウを元に、AIを活用することでユーザーが回答した音声と動画を定量的に評価します。

これまでsteachは表情、声、身振りによる定量的な解析を行っており、ユーザーが話した内容については撮影、録音から話した内容についてはテキスト化ができるのみでした。実際の面接においては、話した内容が面接官にとって伝わりやすいかという点も重要と考え、これまで機能搭載のため開発を重ねてきました。
自然言語処理のAIモデルを用いた実証実験を繰り返し、高精度で文章の伝わりやすさを評価することが可能になったため、この度「伝わりやすさ」の評価指標を追加する大幅アップデートを行いました。この機能は文章が「結論ファーストで語られているか」「数値や具体例など具体的な根拠が含まれているか」「接続詞の使い方が適切か」を主な判断基準として解析・評価します。
この機能をユーザーが利用することで回答内容のブラッシュアップを行い、面接練習に役立ててほしいと話しています。
この機能は文章の文脈に着目するBERTモデルによる自然言語処理を利用して実現しました。これまで対面で数多くの面接練習を行っているジェイック協力のもと、2000以上の例文にラベル付けを行い、それをAIに学習させることで精度の向上に努めてきました。
回答内容の解析手法は、最初に結論が話されているか、その次に具体例や数字を使った具体的説明がなされているかを軸に判定しています。さらに接続詞の適切さの判定をし、これらの判定結果から総合的に伝わりやすさの評価をおこないます。検証実験ではAIによる伝わりやすさの評価と人による評価が近似し、実際の面接練習においても有用性が認められるため、本機能をリリースするアップデートを行いました。
今後はさらに学習データのバリエーション・量を増やすことでモデル学習を繰り返し、性能の向上が行われます。

本技術の応用について
本技術を用いることで、解析結果では話す速さ、姿勢、視線や瞬き、会話の内容の伝わりやすさなど主観では分かりづらい評価を確認することで自分自身の改善点を見つけることができます。就職、転職の面接での活用以外の場面においても、企業研修や教育の場など他領域で応用の可能性が広がっています。
出典:PR TIMES
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