ソニーのAIツールでリハビリ病棟のトイレや歩行動作を予測
最終更新日:2024/06/26
ソニーネットワークコミュニケーションズは、十勝リハビリテーションセンターと共同で、回復期リハビリテーション病棟における予後予測に活用可能なAI予測分析ツールを開発しました。
このニュースのポイント
- 過去データをAI予測分析ツール「Prediction One」に学習させ、専用にカスタマイズしたモデル
- 短時間で「歩行動作の予測」「トイレ動作の予測」「運動項目FIMの予測」について、高精度の予測を実現
- AIを活用することで、目標が明確化し患者の不安軽減やモチベーション向上にも貢献
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社は、社会医療法人 北斗 十勝リハビリテーションセンターと共同で、回復期リハビリテーション病棟における予後予測に活用可能なAI予測分析ツールを開発しました。2024年7月以降、全国の回復期リハビリテーション病棟にむけ提供を開始する予定です。
今回開発されたソリューションは、十勝リハビリテーションセンターの過去6年分のデータを、ソニーのAI予測分析ツール「Prediction One」に学習させ、専用にカスタマイズしたAIモデルです。
専用にカスタマイズした「Prediction One」を使用することで、導入後すぐに精度の高い予測を行うことが可能です。十勝リハビリテーションセンターと共同研究を行ったことで、退院時における「歩行動作の予測」「トイレ動作の予測」「運動項目FIMの予測」の高い精度予測が実現しました。
回復期リハビリテーション病棟は、急性期治療後に本来の生活に復帰するためのリハビリテーションを行う専門施設で、予後予測が重要な業務の一つです。一方で、従来は現場のセラピストが時間をかけてデータを解析する必要がありました。
今回、予後予測AIを活用することにより、短時間で精度の高い予測が可能なうえ、病院のリハビリテーションマネジメントの効率化やセラピストの業務負荷軽減への貢献も期待されます。
また、高精度な予後予測によって目標を明確にすることで、患者の不安軽減やリハビリへのモチベーション向上に寄与することが見込まれます。
ソニーネットワークコミュニケーションズは、「本取り組みを通じて、全国の回復期リハビリテーション病棟における業務効率化や課題の解決をサポートし、社会福祉に貢献するソリューションの提供を目指す」とコメントしています。
出典:PR TIMES
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