生成AI

最終更新日:2024/04/10
セゾン自動車火災保険株式会社が、シフトテクノロジー社の不正な手法による保険金の請求を検知するソリューションの運用を開始。
保険金支払いの基幹業務において、スタートアップ企業との協業による不正請求検知ソリューションの導入は、国内の通販型損害保険会社初の事例です。
このAIニュースのポイント
今回セゾン自動車火災が協業するシフトテクノロジー社は、2014年にフランスで設立したスタートアップ企業です。設立以来、グローバルに事業を拡大し、欧米・アジア等を中心に90社を超える保険会社・保険協会等にサービスを提供しています。
シフトテクノロジー社の保険金不正請求検知ソリューションは、AIと人によるデータサイエンスのノウハウを組み合わせたSaaS+ソリューションで、世界中の保険会社の保険金支払機能強化に貢献しています。
膨大な過去の保険金支払データをAI技術の活用により分析し、不正請求と相関関係の高い事故データを検知します。
請求に関わる当事者等の隠れた関係性をネットワーク図にして可視化する機能も備えており、組織的な不正の疑いがある保険金請求を効率的に検知できます。
早期に不正請求を排除することにより、真に保険金が必要な顧客に迅速に保険金を支払い、業務の適切性を維持することができます。
また、シフトテクノロジー社が擁する多くのデータサイエンティストが継続的に事故データを分析して不正請求手法を検出し、検知プログラムを改良することで、今後さらに複雑化・巧妙化していく保険金の不正請求にも適切に対応することが可能です。
近年、不正な手法による交通事故関連の保険金の請求は増加しています。組織的な犯行だけでなく、インターネットで気軽に情報を得られることにより、不正な請求を行う主体の裾野が広がり、社会問題となっています。
従来、このような不正な請求は、保険金支払い部門の担当者が事案の内容を確認しながら抽出を行っていましたが、その知識の伝承や専門人材の不足が課題であると言われています。
セゾン自動車火災とシフトテクノロジー社による、デジタル技術を用いた不正請求検知に高い知見を有するソリューション。
不正請求を排除し、公平・公正な保険金支払い態勢を維持するために、大きな貢献が期待できます。
出典:PR TIMES
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