ソフトバンク、ANA子会社のavatarinに出資。AI活用で新たな接客ソリューション開発
最終更新日:2024/08/05
ソフトバンクは、ANA発のスタートアップavatarinへの出資により、AIを活用した接客ソリューションの開発に向けて協業を推進していくと発表しました。
このニュースのポイント
- ソフトバンクがavatarinに出資しAI接客ソリューションの開発に向けて協業
- まずは空港などでAIとロボットを活用した顧客接点を増やし、業界特化型のマルチモーダルAIを開発予定
- 今後は訪日外国人観光客向けに多言語対応、5GやLTEなどを提供し増大する通信需要にも対応予定
ソフトバンク株式会社は7月18日、ANAホールディングス株式会社発のスタートアップavatarin株式会社への出資に合わせ、協業を開始すると発表しました。出資額は、ソフトバンクを含む6社によって総額37億円にのぼり、avatarinは累計77億円の資金調達を完了しています。
avatarinは、プロフェッショナルスキルをAI化し、世界共通のプラットフォームで共有することを目指しています。同社が開発しているマルチモーダルな機能を持つコミュニケーションAIロボット「newme」(ニューミー)など、多種多様なデバイスを活用し、困っている人とプロフェッショナルのスキルをつなぎます。
ソフトバンクとavatarinは今後、接客業の人手不足を解消するために、AIとロボティクステクノロジーを活用したソリューションの開発を共同で進めます。まずは、空港など様々な場所でAIとロボットを活用して顧客接点を増やし、業界特化型のマルチモーダルAIを開発する予定です。
また、高品質な大規模言語モデル(LLM)の研究開発力や計算基盤、アノテーションサービスでの支援も検討。利便性の高い多種多様な業界特化型ソリューションの構築に協力します。
今後は、訪日外国人観光客向けのカスタマーサポートなどのニーズに対応するため、多言語対応を検討しており、スマートフォンでも利用可能なサービスの拡充を進めます。さらに、5GやLTEなどの通信ネットワークを提供し、増大する通信需要にも対応していく予定です。
出典:ソフトバンク
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