生成AI

最終更新日:2025/07/31
ソフトバンクは、AI計算基盤において4,000基超の「NVIDIA Blackwell GPU」を搭載した「NVIDIA DGX B200」システムで構成された「NVIDIA DGX SuperPOD」を構築しました。
このニュースのポイント
ソフトバンク株式会社は、2025年7月22日に4,000基超の「NVIDIA Blackwell GPU」を搭載した「NVIDIA DGX B200」システム構成の「NVIDIA DGX SuperPOD」の構築を完了しました。
ソフトバンクは、2023年9月に2,000基超の「NVIDIA Ampere GPU」で構成された「NVIDIA DGX SuperPOD」を導入、2024年10月には4,000基超の「NVIDIA Hopper GPU」を使用した4.0EFLOPSのAI計算基盤の稼働を開始しました。
今回のAI計算基盤を含め、ソフトバンクが構築したAI計算基盤全体のGPU(Graphics Processing Unit)は1万基超となり、計算処理能力の合計は13.7EFLOPSとなりました。
このAI計算基盤は現在稼働している「NVIDIA Blackwell GPU」を搭載した「NVIDIA DGX SuperPOD」として世界最大の計算能力を実現しています。
加えて、AI処理に必要な大量のデータを高速かつ安定してやり取りするためNVIDIAの最新ネットワーク技術「Quantum-2 InfiniBand」を採用しており、企業向けのAI開発や運用に必要なツール群「NVIDIA AI Enterprise」にも対応します。
日本語に特化したLLM開発を行うSB Intuitionsにて増強したAI計算基盤を活用し、高性能な「Sarashina mini」を複数組み合わせて継続学習させることで、さらに大規模で、かつ高性能なモデルの開発を加速していきます。
ソフトバンクは、AIとの共存社会に向けて、AI時代を支えるさまざまな社会基盤の構築に取り組んでいます。今後、このAI計算基盤の自社グループでの利用をはじめ、日本国内の企業や研究機関に対してもサービスとして提供する予定です。
出典:ソフトバンク
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