スニフアウト、GDEPソリューションズと業務提携。ローカル環境でのLLM・RAG導入を支援

最終更新日:2025/04/22

スニフアウトとGDEP-S 業務提携

スニフアウトは、GDEPソリューションズと業務提携を結び、ローカル環境での大規模言語モデル（LLM）と、検索拡張生成（RAG）環境の導入・運用支援を強化したと発表しました。

このニュースのポイント

スニフアウトとGDEPソリューションズが業務提携し、ローカル環境でのLLM・RAGの導入・運用支援を強化
生成AIの安全な業務利用を促進し、オンプレミス環境でのLLM導入支援
継続的なチューニングやRAG精度向上にも対応し、企業が安心してAI活用できる体制を構築

株式会社スニフアウトは、GDEPソリューションズ株式会社と業務提携を結び、ローカル環境での大規模言語モデル（LLM）および検索拡張生成（RAG）環境の導入・運用支援を強化しました。この提携により、NVIDIA認定のGDEPソリューションズが提供するGPUハードウェアを活用したオールインワンソリューションを構築し、企業が安全かつ効率的にLLM環境をワンストップで整備・運用できる体制を整えていきます。

近年、企業は生成AIの業務利用のために安定したLLM（大規模言語モデル）の運用環境を求めており、特に機密データ管理の観点からオンプレミス導入が注目されていますが、ハードウェア準備や環境構築、AIモデルの調整、データ管理など、多くの課題が存在します。

この課題に対し、GDEPソリューションズは、NVIDIA認定パートナーとして高性能GPUを提供し、スニフアウトはLLM導入とコンサルティングを通じて企業へのAI活用を支援しています。

提携の目的は、企業が「セキュアで安定した環境でのLLM運用」を実現することです。生成AIの業務活用を促進するために、GDEPソリューションズとスニフアウトは、生成AI開発ツールとAI活用支援を組み合わせ、ローカルLLM環境の構築から運用、精度向上までを一貫して支援します。

また、NVIDIA GPU搭載のハードウェア提供とともに、企業に特化したLLM導入支援やRAGの精度向上を行い、初期構築や管理コストなどの課題解決と、生成AIの社会実装を加速させることを目指しています。

スニフアウトの代表取締役津本海氏は、生成AIが企業に急速な成長をもたらす重要な技術であると述べつつ、セキュリティ上の懸念から導入が進まない現状について触れています。GDEPソリューションズとの業務提携を通じて、これらの課題を解決し、生成AIの安全な社会普及を目指す新たな一歩を踏み出せると自信を示しています。

GDEPソリューションズの代表取締役社長榊原忠幸氏は、スニフアウトとの協業により、LLM/RAG環境の導入から運用・精度改善まで包括的に支援する体制が整ったと述べています。今後は、生成AIの社会実装をさらに推進し、高品質でコスト効果の高いソリューションの提供に努めるとしています。

出典：PR TIMES