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最終更新日:2024/04/04
株式会社ネクストシステムが手掛ける、WEBカメラだけで人体の骨格座標30箇所を検出するシステム「VisionPose(ビジョンポーズ)」がスゴイと評判を呼んでいます。今回は、話題の同システムの特徴や、今後拡大が予想される活用分野などをまとめました。
VisionPoseの画期的な点は、赤外線などによる深度センサーつきカメラに依存せず、汎用的なWEBカメラだけでも深度を加味したリアルタイムな骨格検出が可能だという点です。
VisionPoseの具体的な特長としては、以下のような点が挙げられます。
リアルタイム計測で、2Dと3D(深度測定)の骨格検出に対応。WEBカメラのみで骨格情報の抽出が可能で、深度センサに依存しません。
複数人でもリアルタイムでトラッキングし、人物の骨格を検出可能です。
人体の関節各部位(25箇所)と顔パーツ(5箇所)を検出可能。相談次第で、新たに測定箇所の追加も可能とのこと。
VisionPoseはC#のSDKとして提供されるため、アプリケーションへの組込がしやすいという点も強みです。また、用途制限はなく買い切りでの提供になります。
リアルタイムでの計測だけでなく、過去に撮影した静止画像からの骨格検出も可能です。研究用に撮影した画像データなどの解析に活用できます。
将来的にはクラウド上やスマートフォンでの利用も目指しているとのこと。
国産製品なので、用途や仕様に関するさまざまな相談にも対応可能です。
また、VisionPoseは赤外線センサー付きカメラによくある下記のようなデメリットを解消しています。
・正面からのボーンしかとれず、背面を認識すると正面として認識する。
・正面からのボーンしかとれないため、左右の逆転が起こり、正面から背面へ切り替わる真横からの視点でボーンが乱れる。
・カラーを使わず、赤外線によるDepthマップのみの認識となるため、障害物と人との区別がつきづらく、体の一部が隠れる動作やモノを持つ動作に弱い。
・屋外の認識が難しい。
・赤外線を吸収する服装などに弱い。
フィギュアスケートや体操競技といったジャッジの「目」に判断が委ねられる競技は、厳正な審査といっても人的ミスが起きやすいものです。その点、VisionPoseの導入によって、より公正な判断が可能です。
また、野球やゴルフ、テニスなど、フォームが重要なスポーツでは、練習時にプロ選手のフォームと比較して、ズレを可視化することができます。
工場の作業ラインでの人の動きの検出や、小売店舗での防犯カメラへの搭載で犯罪の抑制や安全対策につながります。
リハビリ時のデータを収集することで、今後のケアプランの作成に役立ちます。車いすに乗った状態でもデータを収集できるので、患者への負担が少ないこともメリットです。
人の動作や姿勢を検知しデータを蓄積することは、将来の医療・介護分野での研究開発につながるでしょう。
体の動きを3DCGキャラクターに反映するなど、モーションキャプチャのようにも使用できます。VTuberやMMD制作といったエンタメ分野での活用が期待できます。
ラグビーワールドカップや東京五輪などを間近に控え、スポーツシーンが盛り上げることは間違いありません。また、高齢化社会が進む中、医療・介護分野も今後ますます研究開発が進むでしょう。そうした中で、WEBカメラだけで人体の骨格座標30箇所を検出する骨格認識システムVisionPoseの活用範囲は、ますます広がっていくと予想されます。
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