Search Space、AI開発を加速させる次世代型IoTソリューション「I2oT」の提供を開始
最終更新日:2024/01/30
Search Spaceは、IoTデータを使ったAI開発を加速させる「I2oT」の提供を開始したことを発表しました。
このAIニュースのポイント
- Search Spaceは、センサーで集めたデータをAI・機械学習のモデルに学習させる一連の流れを手軽に試せるパッケージを開発
- 基本的にセンサーを設置・維持するだけで、AIが学習していく様子をWebダッシュボードで確認できる
- アノテーション作業は不要にも関わらず「教師あり学習」で学ばせることが可能
Search Spaceは、IoTセンサー接続型AIパッケージ、I2oTを使った実証実験を希望するパートナー企業の募集を開始しました。
IoT機器を使った実証実験ではデータの解析や活用がネックとなることが多く、AIを使った実証実験は人件費などのコストが大きくなりやすいという背景がありました。Search Spaceは、解決策として、センサーで集めたデータをAI・機械学習のモデルに学習させる一連の流れを手軽に試せるパッケージを開発しました。
データを集めるためのセンサーは、基本的なものが既にパッケージ内に含まれています。それらのセンサーのデータを自動で学ぶAIのシステムもクラウドに用意されています。基本的にセンサーを設置・維持するだけで、AIが学習していく様子をWebダッシュボードから確認できる仕組みとなっております。
また、本製品は異常検知や将来予測を行えるようAIが自動で過去のデータから学習を行います。面倒なアノテーション作業は不要で、人間が正解ラベルを与えて、分類や回帰といったタスクを、いわゆる「教師あり学習」で学ばせることが可能となっております。
本製品はセンサーを建造物や製造機器、発電設備など、異常を発見したい対象に設置することをユースケース例として想定しています。また、川の水位や電力消費量などの将来の予測を行いたい対象も本製品に組み込まれたAIの解析対象となります。
センサーをさまざまな場所や対象へ設置し、AIに学ばせることで、これまでには得られなかった洞察、役に立つ情報を自動で取得できる可能性があります。解析結果はAPIで取得することができるため、空調や水門といったさまざまな設備の制御に活用することもできます。
パートナー契約の詳細に関しましては、Search Spaceに直接お問合せ下さい。
出典:PR TIMES
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