「SAPPHIRE請求書支払」をリリース。生成AIで請求書支払業務における判断業務を自動化

最終更新日:2025/06/20

SAPPHIRE請求書支払リリース

Miletosは、請求書の受領から支払いまでを一気通貫で自動判断・処理する生成AI搭載のAI SaaS「SAPPHIRE 請求書支払」を正式リリースしました。

このニュースのポイント

請求書支払業務に特化したAI SaaS「SAPPHIRE 請求書支払」を正式にリリース
帳票間の文脈理解とマスター照合で不整合をAIが即アラート
人手による目視確認とチェック負荷を削減、J‑SOX対応と統制強化を両立

Miletos株式会社は、請求書支払業務に特化したAI SaaS「SAPPHIRE （サファイア）請求書支払」を正式にリリースしました。本サービスは、請求元特定や関連帳票との文脈照合を生成AIが自動で判断。不整合時には即アラートを発し、月数千～数万件に及ぶ大企業のJ‑SOX対応・監査統制強化を支援します。

従来、請求書の処理では目視による確認や帳票間の整合性チェックが不可欠でした。今回リリースする「SAPPHIRE 請求書支払」で、生成AIによる請求書の受領から支払いまでの一連の処理を自動化し、大企業の業務効率化と統制強化を同時に実現します。

「SAPPHIRE 請求書支払」では、請求書画像からの情報抽出にとどまらず、生成AIが請求元の特定や注文書・納品書との意味的な照合を自動で行い、不整合がある場合は即座にアラートを発する機能を備えています。

この処理ロジックにより、帳票間の文脈を理解し、請求元情報をもとにマスターデータベースと照合することで、正確かつ一貫性のある処理が可能です。また、AI-OCRによるデジタル化と組み合わせることで、紙帳票に依存しない業務環境が整います。

SAPPHIRE請求書支払は、単なる自動化にとどまらず、経理部門が担う「経理チェック」領域にもAIを適用しています。これにより、人手に頼らない業務遂行が可能となり、属人化や人為的ミスを防止しながら、J-SOXや監査対応にも適した運用が実現します。

Miletosはこれまでも経費精算領域において、AIを活用した不備・不正の抑止やプロセス効率化を推進してきました。今回のSAPPHIRE 請求書支払は、そうした実績を請求書支払業務へと拡張し、バックオフィス改革の基盤となるサービスです。

出典：PR TIMES