さくらインターネット、高性能GPU搭載の生成AI向けクラウドサービス「高火力」の第2弾「高火力 DOK」を提供開始
最終更新日:2024/07/03
さくらインターネットは、生成AI向けGPUクラウドサービスの第2弾として「高火力 DOK」を提供します。高性能なGPUが時間課金制で利用可能です。
このニュースのポイント
- さくらインターネットが、生成AI向けクラウドサービス「高火力」の第2弾、コンテナシリーズ「高火力 DOK」を提供開始
- NVIDIAのGPUを使用したコンテナ型クラウドサービスで、簡単に利用が可能。時間課金制でコスト削減も実現
- おもな機能として、タスクの実行、タスクモニタリング、ログ管理が可能
デジタルインフラサービスを提供するさくらインターネット株式会社は、生成AI向けクラウドサービス「高火力」の第2弾として、コンテナシリーズ「高火力 DOK」を2024年6月27日に提供開始します。
「高火力」は、さくらインターネットが2024年1月より提供を開始した、高性能なGPUを利用できる生成AI向けクラウドサービスです。自社の石狩データセンターからの提供により、再生可能エネルギー電源100%でCO2排出量ゼロを実現しながら生成AIの開発を行っています。
今回リリースする「高火力 DOK」は、NVIDIAのGPUを使用し、顧客が事前に用意したDockerイメージの実行ができる、コンテナ型クラウドサービスです。イメージ内に実行環境をパッケージングすることで、環境構築の手間をかけずに利用できます。 また、利用時間に応じた時間課金制でコスト削減にも繋がります。
「高火力 DOK」は、プラットフォームにLinux/AMD64を採用しています。機能としては、タスクの実行、タスクモニタリング、ログ管理が可能で、具体的には、タスクの状態をコントロールパネルまたはAPIで確認ができたり、コンテナ内で出力したログ情報のダウンロードが行えます。
今後「高火力」では、時間単位での貸し出し、環境構築の柔軟性が高いクラウドシリーズの提供など、さらにサービスを拡大する予定です。
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