AI映像解析技術を活用した自動運転の実証実験に、埼玉工業大学が参加
最終更新日:2023/02/01
埼玉工業大学は、愛・地球博記念公園において開催される自動運転の社会実装を見据えた実証実験に、共同事業体のメンバーとして参加します。
このAIニュースのポイント
- AI映像解析技術を活用した自動運転の実証実験に、埼玉工業大学が参加
- 歩行者と自動運転バスの安心・安全な共存の在り方の検証を行う
- 車両の走行に対する歩行者の危険認知感覚をAIで再現し、安心感のある自動運転車両の速度・経路等の走行方法をシミュレーション
埼玉工業大学は、愛知県が実施する2022年度「自動運転社会実装モデル構築事業」に協力し、愛・地球博記念公園において開催される自動運転の社会実装を見据えた実証実験に、共同事業体のメンバーとして参加します。
今回の実証実験では、 愛・地球博記念公園において大型バスによる自動走行を初めて実施し、自動運転バス車内外の安全や運行面での課題抽出を行うことで、安心・安全な運行方法の確立を目指します。
また、歩車混在環境におけるAI映像解析技術を活用した注意喚起も行い、歩行者と自動運転バスの安心・安全な共存の在り方の検証をしたり、カメラと5Gを接続することで危険箇所リスクの検出を行ったりします。
車載カメラや路側カメラに画像処理システムや映像伝送システムを採用することで、遠隔監視の複数画像を統合し、車両周囲の死角が少ない映像を伝送して、遠隔管制者の負荷を軽減したり、専用の機材を用意することなく、スマートフォンにて高精細な映像を低遅延で伝送したりすることが可能です。
その他にも、車両の走行に対する歩行者の危険認知感覚をAIで再現し、歩行者にとって安心感のある自動運転車両の速度・経路等の走行方法をシミュレーションする検証が行われます。
歩行者の危険認知感覚は、事前に5名の男女のモニターに様々な条件の車両の走行映像を歩行者視点で視聴してもらい、その際の脳活動データ等をAIで解析し危険認知スコアとして数値化することで、歩行者の反応をデジタル空間上で再現されます。
加えて、デジタル空間内で、車両の速度、車両が歩行者に向かってくる方向、車両までの距離等の数値を入力し、自動運転バスが走行している園内の状況を再現し、多数の歩行者の往来が見込まれるエリアの自動運転車両と歩行者の動きの関係性をシミュレーションされます。将来的には、自動運転車両の速度・経路等の設定にこのシミュレーション結果を活用することが想定されています。
今回の実証実験は、2月10日から2月12日までと2月14日の計4日間行われ、2月11日及び2月12日には試乗の申し込みも可能だということです。
出典:PR TIMES
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