生成AI

最終更新日:2025/09/03
PKSHAは、りそな銀行の営業業務にコンタクトセンター業務高度化AI「PKSHA Speech Insight」を導入したことを発表しました。通話内容の自動要約や応対品質評価により、営業業務の効率化と成果向上を支援します。
このニュースのポイント
株式会社PKSHA Technologyは、営業オペレーター業務を高度化するAIアシスタント「PKSHA Speech Insight」を、りそな銀行の営業部門に2025年4月より本格導入したと発表しました。
りそな銀行の営業部門では、新規アポイント獲得に向けたインサイドセールス業務の効率化と成果向上を課題としていました。従来は主にコンタクトセンターのインバウンド領域で活用されてきた技術を、今回アウトバウンド業務にも応用した点が特徴です。
導入により、通話後のヒアリング内容を自動で要約し、顧客管理システムへの転記や後続部署へのメモに活用可能となります。これにより、後処理の負担を軽減し、架電件数を増加させることが期待できます。
また、大規模言語モデル(LLM)を用いた応対品質評価機能を備え、アポイント獲得に至った会話とそうでない会話を比較・分析することで、トップオペレーターの話し方やトーク展開といった暗黙知を可視化。組織全体でノウハウを共有し、オペレーター一人ひとりが自身の応対を客観的に振り返り改善につなげる環境を整備します。
PKSHAは今後も「PKSHA Speech Insight」の精度と提供価値を高め、顧客の事業成長を支援していくとしています。また、本製品を含む複数のプロダクト展開を通じ、従来のコンタクトセンター支援に加えて、アウトバウンド業務の総合的な支援を加速する方針です。
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