パナソニックコネクト、設置現場に応じたAI追加学習を可能とするAIカメラ「Xシリーズ」の取扱開始
最終更新日:2024/02/13
パナソニックコネクトは、AI追加学習により現場で検知対象の追加や精度向上が可能となるAI監視カメラ、新「Xシリーズ」9機種の取扱いを開始します。
このAIニュースのポイント
- パナソニックコネクト、AIが現場で追加学習するAIIネットワークカメラが取扱い開始
- AIによる検知対象の追加や精度向上により誤報・失報率を削減し、現場の監視業務を支援
- 高性能AIと高いセキュリティ性能を搭載し、セキュアな映像監視システムを提供
パナソニックコネクト株式会社は、i-PRO株式会社の業界初となる設置現場に応じたAI追加学習を可能とするAIアプリケーションを搭載した新「Xシリーズ」のハイエンドAIネットワークカメラ9機種を、2024年2月より順次取扱い開始します。
従来のAIアプリは、人物、車、二輪車などの既知の対象のみ検知が可能で、昨今被害が増加しているクマやイノシシなどの動物や、フォークリフトといった特殊車両など学習されていない対象物は検知ができませんでした。また、これらを検知するには、新たなアプリケーション開発が必要となるほか、誤検知・失報などの精度面での課題もありました。
新開発のAI現場学習アプリケーションでは、導入現場での追加学習により、検知対象の追加や検知精度の改善などのAI動体検知アプリケーション(WV-XAE200WUX)の性能向上が可能です。これにより信頼性の高い解析データが取得できるようになり、誤報および失報率を削減し、野生動物による被害や工場内での事故を未然に防ぎます。
現場で必要となる新しい検知対象を追加学習できるため、今まで標準で識別できた人・車・二輪車以外に、フォークリフトなどの作業車、スケートボードなどの遊具の検知、また立ち入り禁止エリアに侵入した際にアラームを発報することも可能です。
ほかにも野生動物の侵入アラートや、店舗ユニフォーム着用者と一般客が通過した人数を分けてカウントするなどの活用もできます。
さらに第3者機関発行の電子証明書や、高いセキュリティ規格に認定されたハードウェアを採用することでデータの改ざんやなりすましを防ぐサイバーセキュリティ性能も強化されています。
出典:PR TIMES
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