マイクロソフト、ChatGPTの産みの親「OpenAI」に100億ドルの投資か
最終更新日:2023/02/15
マイクロソフトは、ChatGPTの所有者であるOpenAIに100億ドルを投資する交渉を行っているとSEMAFORが報じました。
このAIニュースのポイント
- ChatGPTの所有者であるOpenAIに渡る金額は新規投資を含めて計290億ドルほどと予想
- マイクロソフトの資金の注入は、マイクロソフトが投資を回収するまでOpenAIの利益の75%を受け取るという複雑な取引の一部になる
- マイクロソフトとOpenAIはコメントを控えている
マイクロソフトは、ChatGPT所有者であるOpenAIが行う資金調達に対し、に100億ドルを投資する交渉を行っているとSEMAFORが報じました。
今回の資金調達で、ChatGPTの所有者であるOpenAIに渡る金額は、新規投資を含めて計290億ドルほどになるだろうと関係者は述べました。取引が成立したかは不明ですが、ここ数週間で有望な投資家に送付された契約条件の概要を説明する文書によると、2022年末までに目標を達成することが示されていたということです。
マイクロソフトの資金の注入は、マイクロソフトが投資を回収するまでOpenAIの利益の75%を受け取るという複雑な取引の一部になる、と関係者は語っています。しきい値に達すると、OpenAIの所有権を反映する構造に戻り、Microsoft が49%の株式を保有し、他の投資家がさらに49%を取得し、OpenAIの非営利の親会社が2%を取得する構造になるということです。
SEMAFORは「290億ドルは、ビジネスモデルをまだ理解していないOpenAIにとって大きな評価額であり、100億ドルはマイクロソフトの株主にとって大きな値札です。しかし、マイクロソフトの投資はあまりギャンブルではありません。
マイクロソフトにとっての金銭的なリスクと見返りを超えて、より大きなメリットは、OpenAIと協力してMicrosoft Cloudでテクノロジーを開発できることです。これにより、今後10年間で最も重要な消費者向けテクノロジとなる可能性のあるものの、最前線に即座に立つことができます」とコメントしています。
マイクロソフトとOpenAIはこの件に対してコメントを控えています。
出典:SEMAFOR
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