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最終更新日:2025/08/07
OpenAI 学習モード実装
OpenAIは、ChatGPTに新機能「Study Mode(学習モード)」を実装したと発表しました。学生が答えをただ受け取るのではなく、ステップ形式の対話を通じて理解を深めていけるよう設計されています。
このニュースのポイント
米国のOpenAIは、ChatGPTに「Study Mode(学習モード)」を実装すると発表しました。Study Modeは、学生がただ課題をこなすのではなく、必要に応じて自ら考え、理解を深めながら進めるよう設計された対話型の学習支援機能です。
ChatGPTは、現在多くの学生に利用されているAIツールであり、難しい課題や試験勉強、新しい知識の修得などに用いられています。利用における課題として、単に答えを出すだけになっていないか、学生が内容を理解できる支援ができているかということが挙げられます。
学習モードには、教師、科学者、教育学の専門家との協力によって作成された独自のシステム指示を採用しており、学生がより深く学ぶために必要な一連の動作が組み込まれています。
また、ユーザーの現在のスキルや過去のチャット履歴から適切なレベルの情報提供を行うことで、個別最適化された学習を実現します。知識定着のためにはクイズ形式や自由回答形式の理解度チェックと個別フィードバックも含まれます
例えば、この動作には、積極的な参加を促すこと、認知負荷を管理すること、メタ認知や内省を深めること、好奇心を育成すること、実行可能で学習を支援するフィードバックを提供することなどが含まれています。
このような動作は、学習科学における長年の研究に基づいており、学習モードが学生にどのように回答するかを形作っています。

今回の学習モード実装を通じて、自らの学びについて批判的思考を用いて考える力を育むことを目的としています。こうした機能は、学習における効果的な AI 活用に向けた一歩です。AI 時代においても、本当の学びは、学生が授業の教材に興味を持ち積極的に取り組むことで、実現します。
また、学習モードには様々な機能が搭載されています。
まずは、インタラクティブなプロンプトにより、すぐに解答を示すのではなく、対話を通じて自ら考えさせる方法やヒント、問いかけを組み合わせ、学生自身の考える力を導きます。これにより、理解を深め、能動的な学習を促進します。
次に、理解を促す段階的な構造に基づいた回答により、トピック間の重要なつながりが分かりやすいようにセクションごとに情報を整理して提供します。適切な文脈を適切な分量で提供することで、内容への興味を高め、複雑なトピックに対する学生の負担を軽減します。
さらに、パーソナライズされたサポートにより、学生のスキルレベルを評価する質問や以前のチャットのメモリに基づいて、適切なレベルに合わせて調整されます。
その他にも、理解度チェックにより、クイズや自由回答形式の質問、個別のフィードバックを通じて、学習の進捗状況を確認できます。知識の定着とその知識を新しい場面で活用する能力をサポートします。
学習モードは、会話中に簡単にオン・オフを切り替えられるため、各会話で柔軟に学習目標に合わせて使用できます。
今後の展望としては、複雑な内容や文字主体のトピックを、より分かりやすく視覚化することや、会話をまたいだ目標設定と進捗状況の追跡、学生それぞれのスキルレベルと目標に合わせた、より細やかなパーソナライゼーションなどが挙げられます。
出典:OpenAI
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