OpenAI、ChatGPTとWhisperのAPI提供を開始 gpt-3.5-turboは既存モデルの1/10の値段でリリース

最終更新日:2023/03/02

ChatGPTとWhisper API提供開始

OpenAIは、ChatGPTおよびWhisperのAPIを、開発者向けに提供開始しました。

OpenAIは、ChatGPTおよびWhisperのAPIを、開発者向けに提供開始しました。これにより、ChatGPTおよびWhisperモデルをアプリや製品に統合できるようになりました。

リリースされたChatGPTのAPIを構成しているのはgpt-3.5-turboで、ChatGPT製品で使用されているモデルと同じものです。価格は1,000トークン（英語の場合750ワード相当）あたり$0.002で、既存のGPT-3.5モデルの1/10の値段で提供されます。

gpt-3.5-turboは、一連のトークンとして表される非構造化テキストをそのまま使う従来モデルと異なり、テキストを一連のメッセージとメタデータとしてChatGPT APIにフィードする「ChatML」を採用しています。これにより、ChatGPTの応答がより調整しやすくなります。

gpt-3.5-turboは現在も改善を続けており、APIユーザーは最新バージョンを使うこと以外でも、特定のバージョンを選択することも可能になります。

また、2022年9月にオープンソース化した、音声からテキストを生成できるWhisperは、実行が難しい場合がありましたが、APIを通じて大規模なv2モデルを利用できるようになりました。これによって、高度に最適化されたサービススタックにより、他のサービスよりも高速なパフォーマンスが可能です。Whisperは、1分あたり$0.006でオンデマンドアクセスが可能になります。

出展：OpenAI

AIsmiley編集部

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