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OpenAIは、ChatGPTの使い方や利用目的に関する使用状況調査の結果を公開

最終更新日:2025/09/30

ChatGPT使用状況調査

OpenAIは、ChatGPTの使用状況調査を行い、その調査結果を公開しました。ChatGPTを誰がどのように使用しているのか、利用の仕方がどのように変化したのか明らかにします。

このニュースのポイント

  • OpenAIは、ChatGPTの使用状況調査を行い、調査結果を公開
  • 低所得国および中所得国では導入率が4倍以上になり、急速に利用率が上昇
  • 知識集約型の業務において判断力と生産性の向上に役立ち、意思決定を支援

米OpenAI社は、ChatGPTの使用状況調査を行い、その調査結果を公開しました。

今回の調査は、ハーバード大学の経済学者デイビッド・デミング氏と共同で行われ、NBER(全米経済研究所)のワーキングペーパーとして公開されました。150万件の会話をプライバシー保護下で大規模に分析し、3年前のChatGPTサービス開始以来、消費者の利用状況がどのように変化したかを調査したものです。

調査結果によると、ユーザー推移としてChatGPTの初期に見られた男女による利用率の違いが、急速に改善されました。2024年1月時点では女性名を持つユーザー割合は37%でしたが、2025年の7月では52%に増加しています。

また、ChatGPTは世界中で広く利用可能なツールになったことで、低所得国および中所得国では導入率が4倍以上になり、急速に利用率が伸びています。

使用用途としては日常的なタスクの遂行を目的としたものが多く、会話の4分の3は実用的なガイダンス、情報の検索、文章作成に集中しています。その中でも文章作成が最も多く、コーディングや自己表現といった用途にはあまり使用されていません。

使用パターンを「質問」「実行」「表現」の観点から考えると、利用目的の49%は「質問」であり、ユーザーがChatGPTをタスクの完了だけでなく、アドバイザーとして利用していることがわかります。

さらに、テキストの下書きや計画、プログラミングなどの「実行」は、使用頻度のうち40%で、残りの11%が「質問」でも「実行」でもない個人的な反省や探求、遊びといった「表現」になります。

業務利用は全体の3割となり、残りの7割が業務以外の利用になります。ChatGPTは、特に知識集約型の業務において判断力と生産性の向上に役立ち、意思決定を支えます。

OpenAIは、過去最大規模となった今回の調査結果により、AIを誰がどのように使用しているかだけでなく、AIが人々の仕事や日常生活の中心となりつつあり、実際の経済価値をどのように生み出しているかを示したとコメントしました。

出典:OpenAI

AIsmiley編集部

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