ニュートラル、AI活用で製造機器故障予測・原因可視化を実現
最終更新日:2024/02/27
ニュートラルは、AIデータ活用ツール「NTech Predict Ver.2」の販売を開始しました。製造機器の故障を予測・原因可視化し、予知保全を実現します。
このAIニュースのポイント
- ニュートラル、製造機器の故障を予測し、原因を可視化する技術を搭載したAIデータ活用ツールを発売。スムーズな予知保全を実現
- 予知保全、因果探索、時系列予測の3つの機能を備え、データサイエンティストの作業を自動化
- 特許出願中のアルゴリズムにより、AIのブラックボックス化を解消。異常検知と原因推測をサポート
ニュートラル株式会社は、AIデータ活用ツール「NTech Predict Ver.2」の販売を9月5日(火)に開始しました。製造機器の故障予測と原因可視化を実現する技術を提供し、製造業界における予知保全の効率化が期待されています。
「NTech Predict」は、予知保全、因果探索、時系列予測といった3つの主要な機能を備えています。これにより、データサイエンティストが日常的に行う作業を自動化し、企業のデータ活用を推進します。
従来のAI予知保全ツールには、予測データの監視など人的な作業が必要で、異常の原因がブラックボックス化しているという課題がありました。しかし「NTech Predict Ver.2」はデータの取り込みから予測、通知、さらには原因の可視化までを自動化する新しいアルゴリズムを採用しています。
特許出願中のニュートラル独自のアルゴリズムにより、特徴量を自動的に抽出し、予測モデルを生成します。異常の兆候が検知されるとメール通知が行われ、画面の監視は不要です。さらに、説明可能なAI(XAI)により、各データの異常への影響度も算出され、故障の原因箇所の推測が可能です。
また、因果探索機能が改善され、データタイプを判断することにより離散値にも対応可能となり、時系列予測の精度向上によって計算時間の短縮も実現しました。さらに直感的なUIへの刷新、API機能の追加により、専門知識がなくてもデータ分析が行え、外部アプリとの連携もできます。
「NTech Predict Ver.2」の価格は、サブスクリプションライセンス版と永続ライセンス版が用意されており、それぞれスタンダードおよびライトのバリエーションがあります。なお、APIオプションもあわせて発売されています。
今回の製品の登場により、製造業界におけるメンテナンスコスト削減やダウンタイムの短縮など、予知保全活動の効率化に貢献することが期待されています。
出典:ニュートラル株式会社
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