生成AI
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最終更新日:2023/12/22
日本経済新聞は記事を自動英訳して海外ユーザーに提供するサービスを開始。電子版の記事を一日あたり約400本程度を目安に、英文プラットフォーム「スカウトアジア」に提供します。海外投資家向けにはシンガポール取引所(SGX)のプラットフォームを通じて提供されます。
このAIニュースのポイント
日本経済新聞社は4月1日、英フィナンシャル・タイムズ(FT)との共同事業であるニュースと企業情報の英文プラットフォーム「スカウトアジア(ScoutAsia)」にて、日本経済新聞の記事を自動英訳して海外ユーザーに提供するサービスを開始。海外投資家向けにはシンガポール取引所(SGX)のプラットフォームを通じて提供します。4月1日より、サービスの無料トライアルを受付開始します。
日本経済新聞社が言語理解研究所(徳島市)と開発し、2018年より法人向けサービス「日本経済新聞電子版Pro」で一部の記事を対象に提供している自動翻訳機能を活用しました。会社名や人名などの固有名詞、日付、金額といった経済ニュースにおいて、重要な情報を細部まで正確に翻訳します。
日本経済新聞 電子版に掲載される記事の中から一日あたり約400本程度を目安に、スカウトアジアに英訳記事を提供します。ビジネス/マーケット/国際/テクノロジー/経済・金融/政治などの幅広いジャンルのニュースや日本経済新聞朝夕刊、日経産業新聞、日経MJ、日経ヴェリタスに掲載された記事、企業業績・財務情報の「決算サマリー」のコンテンツを搭載します。
日経独自のAI(人工知能)技術を使った機械翻訳により、全世界のユーザーが遅延なく、幅広い分野の日経記事に英文の利用環境で触れることが可能になりました。英文環境サービスへの機械翻訳記事の提供は、日経として初めての取り組みです。
日経記事が搭載されたサブスクリプションプランは主に「ScoutAsia for Titan OTC」と「ScoutAsia Japan」の2種類です。
ScoutAsia for Titan OTCでは、シンガポール取引所(SGX)の取引プラットフォーム「Titan OTC(タイタン オー・ティー・シー)」の利用者向けに、日経記事の見出しと本文の一部を表示するウィジェット(小型アプリ)を開発。エクイティ/株価指数/為替/鉄鉱石など、主要な金融商品と関連情報に基づいて、全12種類のニュース配信ウィジェットをTitan OTCプラットフォーム上で提供します。ユーザーはScoutAsiaアプリ上にて記事全文(日英)と日本の上場企業のデータにアクセスすることができます。
ScoutAsia Japanは、日経記事と日本の上場・非上場企業のデータに特化したサブスクリプションプランです。グローバル企業や各国大使館、政府機関などに勤務される非日本語ユーザーの方や経営層クラスの方などの「日経記事を英語の環境で読みたい」というニーズに対応します。
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