生成AI
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最終更新日:2024/07/05
PKSHA TechnologyとPKSHA Communicationは、みずほ銀行の次世代コンタクトセンターシステムの開発を支援し、2024年8月からサービス運用を開始します。
このニュースのポイント
株式会社PKSHA Technology(パークシャ・テクノロジー)とグループ会社の株式会社PKSHA Communication(パークシャ・コミュニケーション)は、株式会社みずほ銀行の次世代コンタクトセンターシステムの大規模開発を支援し、2024年8月よりサービス運用を開始します。
デジタル技術の進化と労働人口の減少により、企業のデジタル化が加速しています。銀行ではATMや店舗の利用が減り、今後10年で店舗の対面接点は半減し、リモート接点は3倍に増加すると予測されています。
そのため、リモートでの顧客接点が重要視されています。みずほ銀行は、より良い顧客体験と高度なコンタクトセンター運営を実現するため、生成AIの活用、チャネル統合、CRM連携など最新技術を導入した次世代コンタクトセンターシステムの開発を決定しました。開発には、大規模コンタクトセンター向けの統合ソリューション「AI Suite for Contact Center」を使用しています。
「AI Suite for Contact Center」は、コンタクトセンター向けに最適化された複数のAI SaaSとAIソリューションを組み合わせた統合ソリューションです。これにより、人とAIが協力して働く環境を提供し、顧客満足度向上に専念できる環境を整えます。AIが定型業務を効率化し、応対の質を向上させるだけでなく、コンタクトセンターを積極的なサービス提供の拠点に変えます。
これにより、個別の課題をAIで解決するソリューション事業とプロダクトを展開するAI SaaS事業のノウハウ、そして多数のコンタクトセンターへの導入実績を活かして、みずほ銀行の史上最大規模のコンタクトセンター改革を支援しました。
「次世代コンタクトセンターシステム」の構築において、PKSHAはAIに関連する全体設計および開発を支援しました。具体的には、オペレーター支援、顧客の問合せ自己解決の支援、コンタクトセンターのデジタル化と戦略的な運営支援、という3つの領域を対象としています。
また、正確性だけでなく高度なセキュリティへの適応も求められる銀行システムにおいて、PKSHAの次世代コンタクトセンターシステムの支援では、セキュリティ面においてさらなる充実化を図りつつ、「AI Suite for Contact Center」を全面的に適用する形で、多岐にわたる技術の社会実装を実現しています。
2024年8月のリリース後も、みずほ銀行とPKSHAは協力して、先端AI技術を用いてコンタクトセンターの高度化を継続的に行っていきます。
みずほ銀行のコンタクトセンターは既に国際的な認証を受けており、「便利で人間味のあるサービスを提供するコンタクトセンター」を目指していく方針です。
出典:PR TIMES
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