生成AI
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最終更新日:2024/04/18
Microsoftは、日本のAI導入拡大に向け29億ドルの投資をすると発表しました。また、日本初となる「Microsoft Research Asia」が東京で開設されます。
このAIニュースのポイント
Microsoftは4月9日、日本のハイパースケールクラウドコンピューティングとAIインフラの強化のため、今後2年間で29億ドル(約4400億円)を投資することを発表しました。今回の投資は、日本のデジタル変革とAI導入に必要なインフラや人材、セキュリティを拡大することでデフレに立ち向かうという、日本経済の重要な施策を支援することを目的としています。
また、今後3年間で300万人以上に、AIスキルを提供するデジタルスキルプログラムの提供を計画しており、日本のAI能力を構築を支援します。
加えて、日本初となるMicrosoftの研究機関である「Microsoft Research Asia」が東京に開設されます。この研究機関では、AIを活用したロボット工学や、日本独自の社会、福祉などのニーズに沿った研究に焦点が当てられています。
このラボの開設により、AI研究に関わる東京大学と慶応義塾大学、カーネギーメロン大学間の人工知能研究に関するパートナーシップに対して、今後5年間で1,000万ドル(約15億円)の助成金が提供されます。
さらに、Microsoftは内閣官房と協力し、政府や企業、日本社会のサイバーセキュリティの回復力を強化すると発表しました。Microsoftが持つ専門知識と高度なクラウド、およびAI主導のセキュリティサービスが提供されます。
この発表が行われた国賓訪米では、岸田首相はグローバル企業と協力する重要性を主張し「Microsoftによる日本への新たな投資の発表に感謝します」とコメントしました。
出典:Microsoft
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