海洋DXを推進するMarindows、総額6億円を調達
最終更新日:2022/09/22
Marindows 株式会社が、総額6億円の資金調達を行いました。
このAIニュースのポイント
- Marindowsが資金調達を完了
- 今後は3つの軸で事業展開の予定
- 統合プラットフォームMarindowsおよび周辺アプリの開発普及を図っていく
Marindows は、シードラウンドの資金調達を完了し、国内外の海事産業・金融業界・通信業界を代表する事業会社16社より、総額6億円の資金調達を行いました。
■シードラウンドの参加投資家
以下の16社です。
■今後の事業展開
・内航船向け喫緊の課題を解決するためのサービス開発・提供
・小型旅客船向けの事故ゼロに向けた衛星通信サービスの販売
・海洋の環境・生産性・魅力を高めるための海洋OS『Marindows』の設計
(1) 内航船向け喫緊の課題を解決するためのサービス開発・提供
内航海運が喫緊で解決を求めている次の3点を解決するためのサービス開発
1.船員働き方改革(2022年10月以降)
船員向けに最適化された業務サポート端末『マリコ』を展開。
マリコは、スマホのような操作感で、年齢やスキルに関わらず簡単に使えます。
改正船員法で求められる労務管理アプリを備えており、勤怠入力・勤怠管理を簡単にできるUI/UXを備えています。
2.船員と船舶の安全向上(2023年3月以降)
通信機能を有し、ネットワークと連携することで安全性と利便性が向上した、内航標準ドラレコ『ドラコ』と、内航標準ポータブル電子海図『ナビコ』を提供します。
ドラコとナビコによって、高い次元での安全性確保ができるだけでなく、船主やオペの業務との連携を強化することで、船主・オペ業務の効率向上にも繋がります。
3.船員の健康向上(2022年10月以降)
船員の医療格差を解消し、遠隔診察、遠隔処方、ストレスチェック、デジタル船員手帳連携を備えた、船員の健康を守るためのサービスを提供します。
上記の各種サービスに加えて、パートナー会社が持つコンテンツも含め、今後も機能を追加していく予定です。
(2) 小型旅客船向けの事故ゼロに向けた衛星通信サービスの販売
来年からサービス開始予定の衛星インターネット通信の普及と同時に、昨今増加する小型船の事故ゼロに向けた衛星通信サービスの普及を加速させます。
具体的には、パートナー企業と共同で、静止衛星を使った海洋向け衛星電話サービス『SHIP365』を開始します。
SHIP365は、これまで月額数万円の費用が必要だった衛星電話をスマホよりも安い価格で提供します。
SHIP365によって、日本の全海域が通信圏内となり、小型船の安全・安心を向上させ、事故ゼロを目指します。
今後は新しいパートナーとの協業や、新しい端末開発によって、SHIP365の利便性と安全性の向上を追求します。
(3) 海洋の環境・生産性・魅力を高めるための海洋OS『Marindows』の設計
内航海運という枠を超えた海洋OS『Marindows』の設計を進めます。
本プロジェクトの概要は後日発表予定です。
出典:PR TIMES
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