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マンガAI翻訳の研究開発を行うMantra、集英社等から総額7.8億円の資金調達を実施

最終更新日:2024/07/04

Mantraは、集英社、小学館、KADOKAWA、スクウェア・エニックス・ホールディングス、MPower Partners Fund L.P.、鉄緑会創業者の浜垣 剛氏を引受先とする第三者割当増資により、総額約7.8億円の資金調達を実施しました。

このニュースのポイント

  • Mantraが集英社等から総額7.8億円の資金調達を実施
  • Mantraの「Mantra Engine」は画像認識技術やLLMにより高精度の翻訳を実現
  • 今回調達された資金を活用することで、マンガAI翻訳の精度向上やその他エンタメ翻訳の研究開発を進める

マンガに特化したAI翻訳技術の研究開発を行うMantra株式会社は、第三者割当増資により、総額約7.8億円の資金調達を実施しました。前回ラウンドに引き続き集英社からの追加出資や、今回新たに、株式会社小学館、株式会社KADOKAWA、株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングスといった、マンガ・ゲーム領域のリーディングカンパニーからも支援を受けています。

また、東大受験指導専門塾「鉄緑会」創業者の浜垣社長や、今後の当社のグローバル展開を見据え、日本初のESG重視型グローバルVCであるMPower Partnersからも出資を受けました。

マンガは、絵とテキストの不規則な配置や独特な話し言葉、ストーリーの背景にある複雑な文脈など翻訳を難しくする要素が多く含まれています。MantraのAI翻訳ツール「Mantra Engine」は、こうした課題に対し高精度な翻訳を行い、従来の翻訳ワークフローを半分以下に圧縮します。

マンガ画像認識技術とLLMを組み合わせることで、画像から抽出したキャラクターやストーリーの情報を考慮した翻訳ができます。また、従来の機械翻訳よりも長い文脈を考慮することで、作品を通して翻訳のスタイルやキャラクターの口調などの一貫性を保ちます。

現在Mantra Engineでは、月間のべ10万ページ(単行本換算で約500冊分)のマンガ/コミックの翻訳に活用されており、対応言語は、日本語、英語のほかに、繁体字中国語、簡体字中国語、韓国語、ベトナム語、ポルトガル語など、対応言語数は増え続けています

Mantraは、今回調達された資金を活用することで、今後5年を目処に「エンドユーザーが楽しんで読める」水準を目指し、マンガAI翻訳の精度向上に取り組みます。並行して小説、ゲーム、動画等への翻訳技術転用を本格化させ、あらゆるエンタメ翻訳の省力化に向け研究開発を進めていきます。

出典:PR TIMES

AIsmiley編集部

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