生成AI

最終更新日:2024/06/25
Luma Labsは、動画生成AI「Dream Machine」を発表しました。テキストや画像から、5秒間の高品質な動画を無料で生成できます。
このAIニュースのポイント
米Luma Labsは6月12日、動画生成AI「Dream Machine」を発表しました。現在ベータ版として無料で利用可能で、テキストや画像を元に5秒間の高品質でリアルな動画を、高速で生成できます。
イメージから動画を生成する際は、JPG、JPEG、PNG画像をアップロードし、シーンを説明するプロンプトを入力します。
また、入力したプロンプト内容を補強する機能として「Enhance prompt」の有効・無効が選択できます。有効にすると、短いプロンプトでも詳細な追加情報を推測し、自動的に生成します。無効にする場合は、画像とシーンで何が起きてほしいかを、モーションを含めて詳しく説明する必要があります。
このAIモデルはマルチモーダルなトランスフォーマーアーキテクチャ上に構築されており、人や動物、あらゆる物体が、物理的に正確で一貫性のある動作になるよう生成が可能です。
さらに、シーンや内容に合わせて流動的、あるいは自然主義的に、様々なカメラモーションを試すことができます。
モデルのトレーニングにはAmazon Web Servicesおよび、AI用ビデオボード「NVIDIA H100」を使用した「SageMaker HyperPod」をトレーニング基盤としています。生成速度は1コマ1秒で、5秒の動画(120コマで24fps)の生成にはおよそ2分程度かかります。
「Dream Machine」は、ユニバーサルな想像力エンジンの構築に向けた最初のステップであり、現在誰でも利用できます。必要なものはGoogleアカウントのみで、専門知識がなくても直観的に利用できます。
出典:Luma AI
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