生成AI

最終更新日:2023/07/24
リビングディーは、全ての工事現場にIoTデバイスを設置し、AI施工管理サービス「zenshot」の全社導入を開始しました。
このAIニュースのポイント
株式会社リビングディーは、全ての工事現場にIoTデバイスを設置し、株式会社SoftRoidのAI施工管理サービス「zenshot」の全社導入を開始しました。
静岡県に本拠地を置くハウスビルダーであるリビングディーは、年間100棟ほどの新築注文住宅の設計・施工を手掛けています。一般的に住宅工事の現場監督は同時に複数の現場を管理してるため、日々の現場巡回の移動時間は業務負荷の一つに挙がります。リビングディーにおいても、朝から夕方まで現場を巡回してからオフィスに戻り、事務作業をするということもしばしばあり、施工管理社員の業務負担が多大になる状況でした。
SoftRoidが開発したzenshotは、建築現場の360度現場ビューを簡単に作成するAI施工管理サービスです。現場に設置したカメラを持って歩くだけで、自動で360度現場ビューを作成することができます。機器に備え付けたスマホから音声案内・説明動画が流れるため、説明なしでも使えるなどのメリットがあり、現場にいる職人など誰でも準備なしで撮影が可能です。
zenshotで撮影した現場ビューは、天井・壁・床の現場全体を、360度ぐるりと確認できるだけでなく、基礎工程や断熱材・下地といった隠蔽部を含める全工程の施工状況を漏れなく記録するため、施工前後の状態を簡単に比較・確認できます。
リビングディーは、zenshotを全工事現場に導入したことで、遠隔から施工状況を確認できるようになり、現場監督の移動時間を最大60%削減しました。また同時に、現場確認回数の増加によるミスやトラブルの未然防止や、網羅的な記録が残ることで急な問い合わせや設計変更への対応力が向上したなど、管理品質面においても大きな効果がありました。
リビングディーは「住宅の建設会社として、自社が手がける物件を全て丸裸で記録して残しておくことが、何よりも絶対に必要なツールになると確信しています」とコメントしています。
出典:PR TIMES
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