生成AI

最終更新日:2026/07/28
「LINE AI」を探してもLINEの中に見当たらない、突然「Agent i」というボタンが増えたけれど何ができるのか分からない。このように戸惑っている方も少なくはないのではないでしょうか。
「LINE AI」は2026年4月、Yahoo! JAPANの「AIアシスタント」と統合され、「Agent i」という新しいブランドになりました。
本記事では、旧LINE AIから引き継がれた機能と、新しく追加された機能を整理します。そのうえで、2026年7月時点の使い方・料金プラン・非表示にする方法まで、公式情報をもとに解説します。

「LINE AI」は2026年4月20日、Yahoo! JAPANの「AIアシスタント」と統合され、新ブランド「Agent i」としてスタートしました。運営元のLINEヤフー株式会社は「毎日のそばに、だれでも使えるAIを。」というコンセプトを掲げており、LINEとYahoo! JAPANの両方からワンタップでアクセスできる点が特徴です。
本記事では、Agent iの機能・使い方・料金プランを中心に見ていきましょう。
出典:LINEヤフー、AIエージェントの新ブランド「Agent i」を本日スタート|LINEヤフー株式会社

Agent i関連の情報を調べていると、似た名前の機能が並んでいて混乱しやすいものです。まず整理すると、次の3つは役割が異なります。
| 名称 | 提供状況 | 主な役割 |
| Agent i | 提供中 | 質問・会話、画像生成、パーソナライズ、領域エージェントによる提案 |
| トークルームのAgent i | 提供中 | 返信提案、話題提案、ムードを分析、口調変換、誤字修正 |
| Agent i in chat | 2026年内提供予定 | 会話の文脈理解、要約、タスク整理、カレンダー・アルバムへの登録支援 |
「トークルームのAgent i」は現在提供中の文章作成支援機能です。一方、「Agent i in chat」は、会話の文脈を理解してタスクの整理や登録を支援する、提供予定の機能です。以降の見出しでは、まずAgent i本体の機能から順に紹介します。
出典:LINEヤフー、AIエージェントの新ブランド「Agent i」を本日スタート|LINEヤフー株式会社/トークルームのAgent iとは?|LINEヘルプセンター/「Agent i in chat」2026年内に提供予定|LINEヤフー株式会社

旧LINE AI・AIアシスタントとAgent iの対応関係を、次の表にまとめました。
| 旧名称・旧機能 | 現在の名称 | 利用場所 | 変更区分 |
| LINE AI | Agent i | LINE、Yahoo! JAPAN | 統合・名称変更 |
| LINE AIトークサジェスト | トークルームのAgent i | LINEのトークルーム | 名称変更・機能拡張 |
| Yahoo! JAPANの「AIアシスタント」 | Agent i | Yahoo! JAPAN | 統合 |
| (統合後に追加・拡充) | 領域エージェント/テキストからの画像生成/パーソナライズ | Agent i | 新規追加・拡充 |
| (旧機能にない機能) | Agent i in chat | LINEのトークルーム | 提供予定 |
旧LINE AIにも画像に関する機能はありましたが、テキストを入力して新しい画像をつくる機能は統合後に加わったものです。旧LINE AIの機能を探している場合は、この表から現在の機能名と利用場所を確認できます。
出典:LINEヤフー、AIエージェントの新ブランド「Agent i」を本日スタート|LINEヤフー株式会社/「Agent i in chat」2026年内に提供予定|LINEヤフー株式会社

Agent iには大きく分けて「質問・会話」「画像生成・画像加工」「パーソナライズ」という機能があります。LINEのホーム画面、またはYahoo! JAPANの検索窓横のアイコンから、ワンタップで利用を開始できます。対応バージョンは随時更新されているため、最新の利用環境は公式サイトでご確認ください。なお、公式では13歳未満の方は利用を控えるよう案内されています。
自然な会話形式で、AIに質問や相談ができます。学習済みの情報をもとに回答したり、Web検索の結果を分かりやすくまとめたりしてくれます。「あなたは英語の先生」のように役割を設定したり、質問の前提や目的を書き添えたりすると、より的確な回答を引き出しやすくなるでしょう。
Agent iトップ画面の「画像生成」から、テキストで指示を入力するだけで、新しい画像を生成できます。人物・場所・雰囲気・画風などを具体的に指定すると、イメージに近い結果を得やすくなります。この機能は2026年6月5日に提供が始まりました。
生成した画像は、執筆時点ではチャット履歴に表示されません。今後、表示に対応するアップデートが予定されています。また、1日あたりの利用回数には上限があります。具体的な回数は公式には明らかにされていません(詳しくは後述の「料金と利用回数制限」をご覧ください)。
Agent iトップ画面に画像をアップロードすると、指示に沿って加工・修正することもできます。こちらも2026年6月5日から提供されている機能です。利用できる編集内容は、実際の画面で確認するのが確実でしょう。
LINEに登録しているプロフィール画像や、トークルームで送受信した画像も、Agent iで編集できます。プロフィール画像はプロフィール画面の「AI編集」から編集項目を選べます。トーク画像は、編集したい写真を長押しして「Agent i」を選ぶことで編集項目を選択できます。
切り抜き・スタンプ・テキスト・ペイント・モザイク・フィルターといった編集ができ、完成後はダウンロード、シェア、プロフィール画像への設定にも対応しています。ただし、編集した画像の保存期間は7日間です。必要な画像は早めに保存しておきましょう。
「フレンドリー」「ツンデレ」「執事」など10種類のトーンから、AIの回答スタイルを好みに合わせて設定できます。ニックネームを登録すれば、会話の中でその名前を呼んでくれるようになります。
メモリ機能は、会話の中から役立つ情報を自動で記憶する仕組みです。やり取りを重ねるほど、好みや状況に沿った回答を受けられるようになります。記憶された内容はパーソナライズ設定画面から確認・削除でき、機能自体をオフにすることも可能です。公式発表によると、メモリは2026年4月から段階的に生成されており、パーソナライズ機能全体としては2026年6月5日に正式発表されました。
執筆時点では、LINE版とYahoo! JAPAN版で使える機能に差があります。
| 機能 | LINEアプリ | Yahoo! JAPANアプリ | ブラウザー版Yahoo! JAPAN |
| 質問・会話 | ○ | ○ | ○ |
| テキストからの画像生成 | iOS版で提供 | iOS版で提供 | iOS・PCで提供 |
| アップロード画像の加工 | iOS版で提供 | iOS版で提供 | iOS・PCで提供 |
| パーソナライズ(トーン設定・ニックネーム・メモリ) | 今後対応予定 | iOS・Androidで提供 | 提供中 |
※画像生成・画像加工の対応環境は、2026年6月5日の公式発表に基づきます。Android版の提供状況は変更される可能性があるため、最新情報をご確認ください。
パーソナライズ機能は、執筆時点ではYahoo! JAPANアプリ(iOS・Android)とブラウザー版でのみ利用でき、LINEアプリからはまだ利用できません。今後のアップデートで対応が予定されています。
出典:Agent iとは?|LINEヘルプセンター/LINEヤフー、AIエージェント「Agent i」の機能を拡大|LINEヤフー株式会社

Agent iには、「お買い物」「おでかけ」のようにジャンルへ特化した「領域エージェント」があり、日常のさまざまな意思決定を後押ししてくれます。提供開始当初の2026年4月20日時点では7領域でしたが、6月5日には15領域、6月30日には累計22領域(β版含む)まで拡大しました(いずれも2026年7月時点の情報)。今後も対応領域は順次拡大していく見込みです。
| 領域エージェント | 概要 |
| お買い物 | 嗜好を学習し、目的別に最適な商品をセットで提案。アイテムカタログも表示 |
| おでかけ | 日付や現在地に応じたイベント提案、モデルコース作成をサポート |
| 天気 | 「Yahoo!天気」と連動した情報を提供 |
| クルマ選び | 「carview!」のカタログデータや360°画像を使い、対話しながら車種を提案 |
| レシピ | 冷蔵庫の食材やレシートの写真から作れるレシピを提案 |
| ファイナンス | 日経平均やポートフォリオの変動要因を可視化し、投資判断をサポート |
| 人間関係/仕事相談 | 悩み相談に対応(β版) |
※上記は2026年7月時点の一部を抜粋したものです。最新の対応領域数やジャンルは、公式サイトでご確認ください。
領域エージェントとは別に、既存サービスへ個別に組み込まれた機能もあります。「AIお買い物メモ」(Yahoo!ショッピング)はメモするだけで関連商品を提案してくれ、「ヤフコメまとめ」(Yahoo!ニュース)はコメント欄の意見を論点ごとに整理します。
Yahoo!ショッピングでは、複数の商品をAIが自動で比較する「AIおまかせ比較」も提供されています。2026年4月の発表時には「AI比較マスター」と呼ばれていましたが、2026年5月20日の正式提供にあわせて「AIおまかせ比較」へ名称が変更されました。
LINEでは、候補日の提案から確定までを支援する「日程調整」機能も発表されています。ただし、2026年7月時点で提供開始を明示する公式発表は確認できないため、今後の提供予定機能として紹介します。
これらは領域エージェントとは異なり、それぞれのサービス画面に個別搭載されている点に注意してください。
出典:LINEヤフー、AIエージェントの新ブランド「Agent i」を本日スタート|LINEヤフー株式会社/LINEヤフー、AIエージェント「Agent i」の機能を拡大|LINEヤフー株式会社/AIエージェント「Agent i」の領域エージェントを累計22領域に拡大|LINEヤフー株式会社/Yahoo!ショッピング、AIが自動で複数の商品を比較し、最適な商品を提案する新機能「AIおまかせ比較」を提供開始|LINEヤフー株式会社

「トークルームのAgent i」は、現在提供中のメッセージ作成支援機能です(前述の「Agent i in chat」とは別の機能です)。利用するには、設定>Agent i>「情報利用に関するポリシーへの同意」をオンにする必要があります。スタンプ提案機能を使いたい場合は、スタンプのサジェスト表示を別途オンにする設定も必要です。
最近のメッセージをAIが分析し、会話に合った返信や話題の候補を示してくれます。「話題を提案」では、「ほかの提案を見る」を選んだ場合も利用回数にカウントされます。
相手との関係性や雰囲気の変化を分析し、より良いやり取りのためのヒントを提示してくれる機能です。2026年4月27日から提供されています。メッセージの履歴が少ない場合は、分析できません。
入力した下書きメッセージの口調を変えたり、誤字を直したりできます。いずれもメッセージを入力してから使える機能で、300文字を超えるメッセージには対応していません。
出典:トークルームのAgent iとは?|LINEヘルプセンター/「ムードを分析」機能を利用する|LINEみんなの使い方ガイド

2026年7月2日、トークルーム内でAgent iを呼び出し、会話の文脈を理解して質問対応やタスク管理まで支援する新機能「Agent i in chat」が発表されました。2026年内の提供が予定されていますが、時期は変動する可能性があります。
| 比較項目 | トークルームのAgent i | Agent i in chat |
| 提供状況 | 提供中 | 2026年内提供予定 |
| 主な用途 | 返信や文章作成の支援 | 会話の理解、要約、タスク実行の支援 |
| 呼び出し方 | メッセージ入力欄から利用 | トーク内でAgent iを呼び出して利用 |
| 主な機能 | 返信提案、口調変換、誤字修正など | LINEノートへのタスク登録、カレンダー登録、アルバム登録など |
Agent i in chatでは、トークルーム内の会話から「タスクの整理」「カレンダーへの登録」「アルバムへの登録」を支援する機能に加え、メッセージの要約や、レシート画像からの割り勘計算機能も順次提供される予定です。なお、2026年6月22日からは「トークリスト」にAgent iのトークルームが表示されるようになり、利用を再開しやすくなっています。
出典:「Agent i in chat」2026年内に提供予定|LINEヤフー株式会社

Agent iは基本無料で使えますが、画像編集やトークルームのAgent iなど、一部の機能には1日あたりの利用回数制限があります。具体的な上限や有料プランの対象範囲は、機能によって異なります。
| 対象機能 | 無料利用 | LYPプレミアム会員 | LINE AI サービス使い放題プラン |
| LINEのプロフィール画像・トークルーム画像のAgent i編集 | 1日3回 | 1日10回 | 無制限 |
| トークルームのAgent iの5機能(返信提案・話題提案・ムードを分析・口調変換・誤字修正の合算) | 1日3回 | 1日10回 | 無制限 |
| Agent iトップ画面のテキストからの画像生成/画像加工 | 1日あたり上限あり(回数は未公表) | 具体的な回数は未公表 | 対象範囲は要確認 |
| 通常の質問・会話、領域エージェント | 2026年7月時点では、具体的な上限を示す公式情報は確認できない | 同左 | 同左 |
※「1日3回/10回/無制限」は、LINEのプロフィール画像・トーク画像編集とトークルームのAgent iに関する上限です。Agent iトップ画面の画像生成・画像加工にも1日あたりの上限がありますが、具体的な回数は公式には明らかにされていません。利用回数や対象範囲は変更される可能性があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください(2026年7月時点)。
※1日10回の対象は、LYPプレミアム スタンダードプランおよびLYPプレミアム with Netflixの会員です。
「LINE AI サービス使い放題プラン」は、プロフィール画像・トークルーム内の画像に対するAgent iの画像編集と、「トークルームのAgent i」の返信提案・口調変換などを無制限で使えるサブスクリプションです。Agent iトップ画面の画像生成・画像加工や領域エージェントが対象に含まれるかは、最新の公式情報をご確認ください。設定>Agent iから加入手続きができます。
出典:Agent iとは?|LINEヘルプセンター/トークルームのAgent iとは?|LINEヘルプセンター/LINEヤフー、AIエージェント「Agent i」の機能を拡大|LINEヤフー株式会社/LINE AI サービス使い放題プランとは?|LINEヘルプセンター

トークルームに表示される「トークルームのAgent i」は非表示にできます。2026年7月時点のLINE公式ヘルプでは、次の手順が案内されています。
非表示にすると、30日間すべてのトークルームでトークルームのAgent iの各機能が使えなくなります。特定のトークルームだけを非表示にする設定ではない点に注意してください。なお、恒久的に非表示にする方法は、2026年7月時点では確認できません。
出典:トークルームのAgent iとは?|LINEヘルプセンター

Agent iは「調べる」「相談する」「作業を支援してもらう」の3方向で活用できます。
買い物の比較検討や、投資判断の参考情報収集などに役立ちます。
おでかけの予定づくりや、献立に迷ったときのレシピ相談などに使えるでしょう。
トークルームでの返信案作成や、ちょっとした画像素材づくりも任せられる点が魅力です。
法人での活用を検討している場合は、2026年8月から提供予定の「Agent i Biz」や、LINE公式アカウント関連のAI機能も確認してください。提供時期は変更される可能性があります。
出典:LINEヤフー、AIエージェントの新ブランド「Agent i」を本日スタート|LINEヤフー株式会社

出典:トークルームのAgent iとは?|LINEヘルプセンター/AIエージェント「Agent i」の領域エージェントを累計22領域に拡大|LINEヤフー株式会社

「LINE AI」は2026年4月、Yahoo! JAPANの「AIアシスタント」と統合され「Agent i」になりました。領域エージェントやトークルームの機能に加えて、画像生成やパーソナライズも拡充が続いています。
今後も「Agent i in chat」など新機能の追加が予定されているため、公式サイトで最新情報を確認しつつ、まずはLINEのホーム画面やYahoo! JAPANからAgent iを開いて、質問や画像生成を試してみてはいかがでしょうか。
アイスマイリーでは、生成AI のサービス比較と企業一覧を無料配布しています。課題や目的に応じたサービスを比較検討できますので、ぜひこの機会にお問い合わせください。
旧LINE AIはAgent iに統合されました。現在はAgent iから質問や画像関連機能などを利用できますが、名称や利用場所、機能の範囲は統合前から変わっています。
基本的には無料で使えますが、画像編集やトークルームのAgent iなど一部の機能には利用回数の上限があり、上限は機能によって異なります。
2026年7月時点のLINE公式ヘルプでは、30日間・全トークルーム共通の非表示方法が案内されています。ただし、恒久的にオフにする方法は確認できません。
使われません。トークルームのAgent iは、トーク履歴の分析に同意したユーザーのみが利用できる仕組みです。
2026年内の提供が予定されていますが、時期は変動する可能性があります。
業務の課題解決に繋がる最新DX・情報をお届けいたします。
メールマガジンの配信をご希望の方は、下記フォームよりご登録ください。登録無料です。
AI製品・ソリューションの掲載を
希望される企業様はこちら