KPMGジャパン、生成AIで企業の会計上の論点を自動抽出し、専門家が助言を行うサービスを提供開始
最終更新日:2024/12/12
KPMGジャパンは、生成AIを活用して企業の会計上の論点を自動で抽出し、専門家が助言を行うサービスの提供を開始しました。
このニュースのポイント
- KPMGジャパン、生成AIが企業の会計上の論点を自動で抽出し、専門家が助言を行うサービスの提供開始
- 新サービスは、あずさ監査法人が会計監査の高度化・効率化の目的で開発・取得した生成AIに関する特許技術を応用
- 「論点自動検出ツール」によって生成AIが会計・税務上の留意点を出力。専門家のリソース不足解消を図る
KPMGジャパンは、生成AIを活用して企業の会計上の論点を自動で抽出し、専門家が助言を行うサービスの提供を開始しました。このサービスは、有限責任あずさ監査法人が、会計監査の高度化・効率化のため開発し取得した特許技術を応用したもので、ビジネスの複雑化に伴う会計の判断の難しさに対応します。
近年、ビジネスの複雑化により会計方針や処理の判断が難しく、M&Aやジョイントベンチャー、新規事業といった複雑な取引において、不十分な事前検討が原因で予期せぬ会計処理が生じています。そのため、契約内容の検討段階で会計上の論点を洗い出し、会計専門家や監査人に相談するプロセスの確立が重要とされていますが、一方で専門人材の確保が難しい現状があります。
そこで今回、KPMGジャパンのメンバーファームであるあずさ監査法人が、クライアント企業の環境に「論点自動検出ツール」を導入するアドバイザリーサービスを提供します。
このツールは、人の代わりに生成AIが会計・税務上の留意点を出力するもので、クライアント企業の新規事業や取引に関する契約書ドラフトや社内決裁文書などを分析し、会計上の重要な論点を特定して報告します。さらに、関連する会計基準や社内規程を考慮し、論点の理解や対応策に関する助言を行います。
KPMGジャパンは、監査、税務、アドバイザリーの3つの分野にわたる9つのプロフェッショナルファームからなるKPMGインターナショナルの日本のメンバーファームです。各分野の専門家が連携し、グローバルネットワークを活用してクライアントの経営課題に価値あるサービスを提供しています。
出典:KPMGジャパン
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