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最終更新日:2023/12/09
PKSHAは、北國銀行がPKSHAの「AIヘルプデスク for Microsoft Teams」を顧客向け・銀行内向けののコミュニケーションにおいて全面的に運用すると発表しました。
このAIニュースのポイント
株式会社PKSHA Technologyは、グループ会社である株式会社PKSHA Workplaceが開発した、深層学習と自然言語処理を活用した「AIヘルプデスク for Microsoft Teams」を、株式会社北國が顧客向け・銀行内向けのコミュニケーションにおいて全面的に運用すると発表しました。
北國銀行では、全社員へのタブレット端末の配布や勘定系システムのクラウド化等、早期よりシステムの変革に取り組んでおり、コミュニケーションのDXといった観点では、チャットボットやFAQシステムを以前より活用してきましたが、回答精度や浸透度において課題を感じていました。また、生産性向上に留まらず、AIによる満足度の高いコミュニケーションを同時に実現するため、データ活用も視野に、他のシステムとの連携も求めていました。
そんな中、AIヘルプデスク for Microsoft Teamsでは、「PKSHA Chatbot」のAIの回答精度が高いことに加えて、既に北國銀行に導入されていた「PKSHA FAQ」や、社内で浸透しているコミュニケーションツール「Microsoft Teams」、利用者ID連携が可能な「Azure AD」等と連携できることから、メンテナンスコストをかけず、一貫したコミュニケーションが設計出来るとし導入が決定しました。
2022年8月より顧客および銀行内の窓口としてPKSHA Chatbotが導入され、Microsoft Teamsへの連携に加え、自動で回答がしきれない場合、担当者に繋ぐ有人連携機能を搭載しました。更に、問合せ状況の分析・改善を視野に、社内の利用者IDの連携機能も運用を開始しました。また、顧客向けのコミュニケーションとして、PKSHA ChatbotをPKSHA FAQのデータベースに連携することにより、回答内容の自動アップデートが可能となります。
PKSHAは、今回コミュニケーションを刷新するAI SaaSの段階的な導入やシステム連携を行う事で、直接的な工数削減に加え、その精度が利用に応じて継続的に向上し、更には問合せ情報をデータ資産として活用する新たなコミュニケーションの形を視野に入れています。
PKSHA Workplaceは「今後も継続的に北國銀行の導入に伴走し、地域に多くのネットワークを持つ地銀とモデルケースを構築することで、ノウハウが地域企業に広がり北陸全体のDXが加速するように取り組んでいきます」とコメントしています。
出典:PR TIMES
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